-


えみりぃ
10歳、8歳、2歳を育児中の3児ママライター。
大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
ママの視点から、暮らしのヒントになる
整理収納術・空間活用術をお伝えします。
2026/03/03
絵本収納で読書習慣が育つ!子どもの自主性を育む年齢別収納アイデア
絵本がうまく収納できない……
片づけなさい!と毎日言うのに疲れた……
子どもが読みたくなる絵本収納を知りたい!
こんなお悩みを抱えていませんか?絵本は収納方法を変えるだけで、子どもが自分で出し入れできるようになります。
それだけでなく、子どもに読書習慣をつけさせる効果も期待できるんですよ。
この記事では、子どもの自主性を育てながら、リビングもスッキリ保てる収納術をお伝えします。
ママ読んで!が増えて、片づけのストレスも減る、そんな理想的な環境を一緒につくっていきましょう!
子どもが絵本を手に取りやすい3つの収納ポイント

絵本収納で最も大切なのは、子どもが「読みたい!」と思ったときに、自分で手に取れること。
そして読み終わったら、自分で戻せることです。
その両方を叶えるポイントは、以下の3つ。
ーーーーー
・表紙が見える「面陳列」が基本
・子どもの「手が届く高さ」を死守
・「ここに戻す」が一目瞭然の仕組み
ーーーーー1つずつ解説します。
1.表紙が見える「面陳列」が基本

大人は背表紙を見て本を選べますが、子どもは違います。文字が読めない時期はもちろん、読めるようになってからも、パッと見て内容が分かる表紙こそが「読みたい!」のきっかけになるのです。
年齢別のポイントは以下です。
0-2歳
お気に入り5冊程度を子どもの目線の高さに配置しましょう。
この時期は「同じ本を繰り返し読む」のが特徴。
冊数は少なくても、いつでも手に取れる場所にあることが大切です。
3-5歳
10-15冊程度を面陳列できると理想的です。
この時期は好奇心が旺盛で「これ読みたい!」という意思がはっきりしてくるお子さんが多いでしょう。
複数の選択肢の中から自分で選ぶ経験が、自主性を育てます。
小学生
冊数が増えてくるので、すべてを面陳列するのは難しくなります。
お気に入りやシリーズものはカテゴリ分けして、探しやすい工夫をしましょう。
「冒険の本」「動物の本」など、子どもと一緒に分類すると管理する楽しさも学べます。

わが家の絵本棚です。10冊程度を上段に面陳列し、それ以外の本は下段に置いています。
面陳列する本は定期的に入れ替えていますよ。
書店や図書館の児童コーナーをイメージして、ワクワクする絵本コーナーを目指しています!
2.子どもの「手が届く高さ」を死守
「ママ、あの本取って」と毎回呼ばれていませんか?
それは、絵本が子どもの手の届かない高さにあるからかもしれません。
自分で取れないことで、読書のハードルが上がってしまいます。
逆に言えば、手が届く高さに絵本があれば「ママ取って」がなくなり、子どもの自立の第一歩になるのです。
1-3歳
床から30-50cmが目安です。
床に座った状態でも、立った状態でも取りやすい高さを意識しましょう。
4-6歳
床から60-80cmが適正です。
身長の伸びには個人差があるので、定期的に見直すことをおすすめします。
収納を設置する際は、子どもと一緒に「届くかな?」「取れるかな?」をチェックしてください。
実際に子どもが手を伸ばしてみることで、ちょうど良い高さが見つかります。
大人目線で「ここがスッキリ見える」「インテリア的にここが良い」と決めてしまうと、結局子どもが使わない収納になってしまうことも。
あくまで子どもの目線で考えることが何より大切です。

3.「ここに戻す」が一目瞭然の仕組み
せっかく子どもが自分で絵本を取れるようになっても、「どこに戻せばいいか分からない」では片づきません。
子どもでも迷いなく戻せるように収納を工夫しましょう。
ラベリング(イラスト・写真)
収納ボックスや棚に、絵本の写真やイラストを貼りましょう。
「この絵本はここに戻す」が視覚的に分かります。
文字が読めない時期でも理解できることがポイントです。
ボックスに種類別に分ける
「赤いボックスは動物の本」「青いボックスは乗り物の本」のように、色で分類するのも効果的です。
子どもは色で認識しやすいので、片づけやすくなります。
遊びの延長で片づける
お子さんが小さいうちは「絵本さんをおうちに帰してあげようね」と声をかけ、愛着を持たせてあげるのが効果的です。
「片づけなさい!」ではなく、親子で一緒に楽しく片づけてみてください。
小学生になったら、自分で書いたラベルを貼ってもらうことでさらに愛着が湧きますよ!
【年齢別】子どもが自分で片づける絵本収納アイデア

子どもの発達段階に合わせた収納方法を選ぶことで、「自分でできた!」という成功体験が積み重なります。
ここでは年齢別におすすめの収納法をご紹介します。
0-2歳:「ポイポイ入れるだけ」収納
この時期の子どもにとって、片づけは「遊びの延長」です。
きれいに整理整頓することよりも、「入れる」という動作自体を楽しんでいます。
「ないないしようね」「ポイポイしようね」という声かけで、喜んで絵本を入れてくれることも。
完璧を求めず、楽しく片づける習慣づけを第一に考えましょう。
おすすめ収納法
大きめのバスケットや布製ボックスがおすすめです。
口が広く、浅いものが使いやすいでしょう。
子どもが両手で絵本を持って簡単に入れられるサイズがベスト。
面陳列には、ダンボール素材の絵本ラックが適しています。
軽くて柔らかい素材のものなら、安全で子ども自身が移動させられます。
配置のコツ
リビングの床に直置きがおすすめです。
この時期は床で遊ぶことが多いので、遊んでいる場所のすぐ近くに収納があると、自然に片づけられます。
見た目を気にして高い位置に置いたり、別の部屋に収納したりすると、結局親が片づけることになってしまいます……
3-5歳:「自分で選んで、自分で戻す」収納
0-2歳に引き続き、お気に入りの絵本を何度も「読んで!」とリクエストする時期です。
また「自分でやりたい」という気持ちが強くなる時期でもあります。
この自主性を大切に育てるためにも、子どもが自分で選んで、自分で戻せる収納が理想的。
「お片づけできたね!」「自分で戻せたね!すごい!」と具体的に褒めることで、子どものやる気もアップします。
おすすめ収納法
面陳列ができる絵本ラックがおすすめです。
子どもが「これ読みたい!」と自分で選べるだけでなく、読み終わったら同じ場所に戻しやすいのもメリットです。
回転式の絵本棚であれば、省スペースでたくさんの絵本を収納できます。
また、くるくる回す動作が楽しく、「絵本探し」自体が遊びになる効果も期待できますよ。
配置のコツ
リビングや子どもの遊びスペースなど、いつでもすぐ手に取れる場所に設置しましょう。
「読みたい!」と思った瞬間に手が届く環境が、読書習慣の土台になります。
小学生以上:「自分で管理」にチャレンジする収納
小学生になると、読める本のジャンルが一気に広がります。
絵本だけでなく、図鑑や児童書、学習漫画なども加わり、冊数が増えていくでしょう。
この時期は「本棚を自分で管理する楽しさ」を教える絶好のチャンス。
自分で分類し、整理し、管理することで、責任感や計画性も育ちます。
おすすめ収納法
棚板の高さを調整できるカラーボックスがおすすめ。
本のサイズに合わせてカスタマイズできるので、空間を無駄にせず収納できます。
安価で手に入りやすく、将来的に教科書収納にも転用できる汎用性の高さも魅力です。
きちんと整理整頓するためには、ブックエンドを活用するのがおすすめです。
配置のコツ
低学年のうちはリビング、高学年になって子ども部屋で過ごすことが増えてきたら学習机周辺に設置すると良いでしょう。
自分だけの本棚を持つことで本への愛着を深め、一生ものの読書習慣につながります。
ぜひお子さんと一緒に本棚づくりを楽しんでくださいね!
読書と片づけを習慣化させる!3つのコツ

収納は整えただけで終わりではありません。
日々の生活の中で「読書」と「片づけ」が自然に行われるようにする仕組みづくりが大切です。
ここでは、無理なく習慣化につなげるコツをご紹介します。
1.寝る前の「絵本タイム」とセットで片づけ
「夜寝る前に絵本を読む」という家庭は多いですよね。
この習慣に「読んだら戻そうね」という片づけをセットにすると、自然な流れで習慣化できます。
「歯を磨く→絵本を読む→絵本を戻す→寝る」のように、一連の流れの中に組み込むことで、特別に意識しなくても片づけができるようになるでしょう。
最初は親が「一緒にお片づけしようか」と誘いながら、一緒に戻します。
無理に一人でやらせるのではなく、親子のコミュニケーションの一部として楽しむことが長続きの秘訣です。
2.カレンダーやシールで見える化
「今日もできた!」という達成感を見える形にすると、子どもはやる気を持続しやすくなります。
小学校低学年くらいまでは、「お片づけシール」が効果的。
カレンダーやチェック表にシールを貼っていくと、「明日もがんばろう!」という気持ちになります。
大きくなってきたら、自分で○をつけたり、色を塗ったりすることで、自己管理能力が育ちます。
大切なのは、できなかった日を責めないこと。
できた日を一緒に喜び、「すごいね!」と認めてあげましょう。
ポジティブな経験が積み重なることで、「片づけ=楽しいこと」というイメージが定着します。
3.定期的な「絵本の入れ替え」で新鮮さをキープ
いつも同じ絵本が並んでいると、子どもはだんだんと手に取らなくなります。
春には桜や入学の絵本、夏には海やプールの絵本、冬にはクリスマスや雪の絵本……というように季節に合わせて入れ替えると、「今」を感じる読書体験になります。
また、運動会やハロウィン、お正月など、イベント前に関連する絵本を出すのも効果的。

わが家も、クリスマスの時期は関連する絵本を並べていました。どの絵本を出すか、子どもと一緒に選ぶのも楽しいですよ。
自分で選んだ絵本は、より愛着を持って読んでくれますよ!
絵本が増えすぎた時の対処法

子どもの成長とともに、絵本はどんどん増えていきます。
誕生日プレゼント、祖父母からのプレゼント、つい買ってしまった絵本……気づけば収納スペースがパンパンに。
そんな時の対処法をご紹介します。
1.「今読む本」と「保管する本」を分ける
すべての絵本を出しておく必要はありません。
子どもの年齢に合った絵本を「今読む本」として手の届く場所に、読まなくなった絵本は別の場所に移しましょう。
下に兄弟がいる、または予定がある場合は、状態の良いものや思い出深いものは保管しておくのがおすすめ。
「好きで何度も読んだ本」「読み聞かせで親子の時間を作った本」など、基準を決めて選別します。
段ボールや収納ボックスに入れて、クローゼットや押入れの奥に保管しておけば邪魔になりません。
2.寄付・譲渡・売却で手放す
もう読まない絵本、保管する必要のない絵本は、思い切って手放すことも大切です。
捨てるのがもったいない……と感じる場合は、誰かに譲ることを検討しましょう。
保育園や地域の児童館では、絵本の寄付を受け付けているところもあります。
また、フリマアプリや古本買取サービスを利用するのも一つの手。
人気シリーズや状態の良い絵本は、意外と高値で売れることもありますよ。
小さな子どもがいる友人や親戚に譲ると、喜んでもらえるでしょう。
他の子どもたちが楽しんでくれると思うと、気持ちよく手放せますね!
3.「増やさない」ルール作り
減らすことも大切ですが、そもそも増やしすぎないルールを作ることも検討しましょう。
図書館を積極的に利用すれば、たくさんの絵本に触れられて、しかも収納スペースは圧迫しません。
図書館通いは、それ自体が子どもにとって特別なお出かけになりますし、たくさんの本の中からお気に入りを選ぶ楽しみも味わえます。
また、1冊買ったら、古い絵本を1冊手放すというルールを決めておけば、絵本の総量が増え続けることはありません。
子どもと一緒に「どの絵本とバイバイする?」と選ぶプロセスも、自己管理能力を育てるきっかけになるでしょう。
まとめ

収納は単なる「片づけ」ではなく、子どもの「読書環境づくり」です。
子ども目線の高さ、見やすさを最優先に考えることで、「自分で選べる→自分で戻せる→本が好きになる」という好循環が生まれます。
一度で完璧な収納を目指さず、子どもの成長に合わせて、柔軟に変えていきましょう。
大切なのは、「今日からできる小さな一歩」を始めること。
まずはお子さんと一緒に「どこにどんな絵本を置こうかな?」と相談することから始めてみてくださいね。
子どものおもちゃ収納のコツは、『【これで解決】おもちゃの収納完全ガイド!イライラせずに子どもが自分でおもちゃを片付ける魔法のステップ』の記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせて参考にしてみてください。







