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アシストスーツ導入に向けた取組事例
保温・断熱分野のパイオニアであるニチアス株式会社様は、「断つ・保つ」の技術を生かした製品・サービスを提供することで、持続発展可能な社会の実現すべく企業活動を行っています。現在、作業員の作業負担軽減、省力化というテーマに取り組んでおり、アシストスーツに注目。腕の作業負担軽減のアシストスーツとして、弊社「TASK AR」も検証対象に加えていただきました。
具体的な検証プロセス
1.まず導入効果が期待できる作業を作業日数や作業頻度も考慮しながら、洗い出しを実施。
2.TASK ARの検証は、耐火物解体のはつり作業(上向き・横向き)で実施することに決定。
3.当日は、作業員(68歳)に5kg程度のエアーチッパーを持ってもらい模擬作業を実施。
評価方法
①何も装着しない、②TASK AR2.0を装着、③TASK AR3.0を装着という3パターンの模擬作業を実施し、下記の内容で評価。
A)作業負荷軽減評価:作業者アンケート
B)作業能率評価:作業者アンケートとビデオ記録分析
(作業時の休憩回数をカウント)
検証結果
A)作業負荷軽減評価(アンケート意見抜粋)
•作業時の動作には支障もなく、非装着時より疲労が軽減されている。
•2.0は一部工具取り回し時に不便との意見もあったが3.0には不満なし。
•3.0であれば今後も使用してみたいとの回答も。
B)ビデオ記録による分析(作業時の休憩回数をカウント)
まとめ
下記の理由により、アシストスーツを着用することで作業員の負荷が減り、作業効率が上がる可能性があると判断していただきました。社内報告の結果、弊社TASK AR3.0を1台購入していただくことになりました。
・上向き作業では作業時間比較において効果が絶大であった。
・横向き作業では効果が薄いが、長時間の作業では効果を見込める可能性がある。
・作業者へのヒアリングにより、腕への疲労軽減効果を確認できた。
・アンケートでは主にTASK AR 3.0について好意的な意見が多数みられた。
ご購入後は下記のような作業で検証いただきました