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2026/11/04
【種類別】帽子収納のアイデア|キャップ・ハット・ニット帽を型崩れさせない置き場所としまい方
出かける直前に、帽子がどこにあるか分からない…
棚に重ねていたら、ハットのつばがつぶれていた…
子どもの帽子が、玄関や椅子の上に置きっぱなし…
帽子は形も素材もバラバラなので、服と同じしまい方では収まりません。
散らかったり形が崩れたりするのは、収納グッズが足りないからではありません。
形に合ったしまい方を選び、かぶる場所の近くに定位置を作ると、型崩れも探し物もなくなります。
この記事では、整理収納アドバイザー1級の私が、帽子の種類に合ったしまい方と定位置の作り方をまとめました。
子どもの帽子の置き場所や、オフシーズンに入る帽子の保管方法も紹介するので、季節の入れ替えに合わせて読んでみてください。
帽子は『どこに掛けるか』より先に『どんな形か』を見るのがコツです!
帽子が散らかる・型崩れする3つの理由

帽子がいつも散らかっていたり、形が崩れていたりするのには、共通する理由があります。
片づけが苦手だからではなく、次の3つが重なっているだけです。
- 1形と素材がバラバラなのに同じしまい方をしている
- 2かぶる場所の近くに定位置がない
- 3夏用と冬用の帽子が混ざっている
硬いつばのキャップと、つばの広いハット、柔らかいニット帽を同じ棚に重ねると、つばが曲がったり生地が伸びたりします。
また、帽子は玄関で脱ぐのに、しまう場所が寝室のクローゼットだと、椅子や下駄箱の上に置かれがちです。
つまり、形ごとにしまい方を変え、脱ぐ場所の近くに置き場所を作ることが、帽子収納の答えです。
季節外の帽子を分けておけば、毎日の出し入れで他の帽子が押しつぶされることもありません。
理由が分かれば、帽子の片づけはもっとシンプルになりますよ!
【収納を始める前に】帽子の数と分け方を決める3つのポイント

フックや箱を買う前に、持っている帽子の数と分け方を決めておきます。
先に決めておくと、必要な収納グッズの数がはっきりします。
- 1かぶっていない帽子を手放す
- 2形と素材で3タイプに分ける
- 3使う時期によって置き場所を分ける
数と分け方が決まれば、どこに何をしまうかまで、一気に決められますよ。
家じゅうの帽子を1か所に集めるところから始めてみましょう!
1. かぶっていない帽子を手放す

最初に、玄関やクローゼット、子ども部屋にある帽子をすべて集めて数を確かめます。
集めたら、「今シーズン一度もかぶらなかった」「サイズが合わない」「汗ジミや型崩れが戻らない」帽子から手放していきます。
わが家では、同じタイプの帽子を2つ以上持たないことをルールにしています!
デザインが合わなくなったときや新しい帽子が欲しくなったときは、同じタイプの古い帽子を手放して入れ替えます。
この基準なら帽子が増え続けることはなく、収納スペースを増やす必要もありません。
帽子好きの方でない限り、「1タイプ1つ」と決めておくと、次に買うときにも迷わず選べるようになります。
2. 形と素材で3タイプに分ける

残した帽子は、形と素材で以下の3つに分けます。
- 1つばが硬いキャップ
- 2つばが広いハットや麦わら帽子
- 3柔らかいニット帽やベレー帽
キャップは重ねても掛けても形が崩れにくい一方、ハットはつばの重みで変形しやすく、ニット帽は吊るすと伸びやすくなります。
同じタイプどうしを同じ場所にまとめるだけでも、押されて形が崩れる帽子が減りますよ。
3. 使う時期によって置き場所を分ける
今の季節にかぶる帽子とオフシーズンの帽子を分けます。
今シーズンの帽子はすぐ手に取れる場所、オフシーズンの帽子は箱に入れて別の場所、と置き場所を分けてください。
たとえば10月は、夏の麦わら帽子をしまって冬のニット帽を出す時期です。
衣替えのタイミングで帽子も一緒に入れ替えると、出しっぱなしになることもなくなります。
分け方が決まれば、どの帽子をどこに置くかで悩む時間が減りますよ!
【種類別】型崩れさせない帽子のしまい方

帽子はタイプごとに、形が崩れやすい部分が違います。
それぞれに合ったしまい方を選ぶと、次にかぶるときもきれいな形のまま使用できます。
- ●キャップはつばの向きをそろえて重ねるか吊るす
- ●ハット・麦わら帽子はつばをつぶさない置き方をする
- ●ニット帽・ベレー帽はたたんでカゴや引き出しへ
型崩れの多くは、しまい方を変えるだけで防げます!
キャップはつばの向きをそろえて重ねるか吊るす

キャップは、つばが硬く形がしっかりしているので、重ねても掛けても収納できます。
重ねるときはつばの向きをそろえ、同じ形のキャップどうしを2個までにすると、前後がかみ合ってつぶれにくくなります。
吊るす場合は、後ろのアジャスター部分にクリップを付けるか、フックに掛けてください。
つばを洗濯ばさみで挟むと、跡が残ることがあります。
数が多いときは、突っ張り棒にクリップで横一列に吊るすと、色やデザインがひと目で選べるようになります。
ハット・麦わら帽子はつばをつぶさない置き方をする

つばの広いハットや麦わら帽子は、つばの重みで形が変わりやすい帽子です。
上にほかの帽子やモノを載せず、平らな場所か帽子の箱に1つずつ置くのが基本です。
しまうときは、内側に丸めた薄紙やタオルを入れておくと、頭の丸みが保てます。
新聞紙を直接入れると、インクが移ることがあるので気をつけてください。
一方で、麦わら帽子には折りたためるタイプもあります。
つばが広いタイプは収納に場所を取るので、私の麦わら帽子も折りたたんでコンパクトにしています。
どの麦わら帽子でも折りたたんでいいわけではないので、購入前に確認してくださいね。
ニット帽・ベレー帽はたたんでカゴや引き出しへ
ニット帽やベレー帽は、形が崩れにくい代わりに、吊るすと重みで伸びやすい帽子です。
吊るさずに軽くたたみ、カゴや引き出しに立てて入れると、伸びずに収納できます。
上から重ねるより立てて並べたほうが、下の帽子もすっと取り出せて便利です。
ただし、引き出しにぎゅうぎゅうに詰めると、編み目がつぶれて跡が付きます。
冬のあいだは毎日のようにかぶるので、玄関近くの小さなカゴを定位置にするのもおすすめです。
【場所別】毎日かぶる帽子の定位置の作り方

毎日かぶる帽子は、脱ぐ場所の近くに定位置を作ると、帰ってすぐ戻せます。
家の間取りや帽子の数に合わせて、置き場所を選んでください。
- ●玄関なら出かける準備のモノと一緒に壁に掛ける
- ●クローゼットなら突っ張り棒とクリップで並べて吊るす
- ●ドアや扉の裏を使って省スペースで掛ける
- ●数が多いなら壁面を使って見せる収納にする
帽子の定位置は『どこで脱ぐか』で決めるのがおすすめです!
【実例】玄関なら出かける準備のモノと一緒に壁に掛ける

【実例】わが家の玄関の壁。キャップと麦わら帽子、子どもの自転車ヘルメットを掛けています いちばん戻しやすいのは、帽子を脱ぐ玄関に定位置を作る方法です。
写真のように、わが家では普段使いの帽子を玄関の壁のフックに掛けています。
以前は帽子をクローゼットにしまっていましたが、毎日かぶるモノは玄関に置いた方が圧倒的に便利でした。
ハンカチやマスク、日焼け止めなど出かける前に使うモノと同じ場所に帽子を置くと、忘れ物も減ります。
ただし、壁に掛ける収納は、置きすぎると生活感が出やすくなります。
掛けるのは今のシーズンに毎日かぶる帽子だけに絞るのがおすすめです。
玄関の壁に取り付けた収納の使い心地は、「朝の準備がスムーズに!無印良品『壁に付けられる家具』を組み合わせて玄関収納をつくってみた」で紹介しています。
クローゼットなら突っ張り棒とクリップで並べて吊るす

玄関に掛ける場所がない場合は、クローゼットの中に帽子の列を作ります。
クローゼットの空いている幅に突っ張り棒を渡し、クリップで帽子を横一列に吊るすと、ひと目で選べます。
壁に穴を開けないので、賃貸の住まいでも取り入れやすい方法です。
クリップで吊るすのはキャップ向きで、ハットやニット帽は同じクローゼットの棚やカゴに分けて置きます。
服を掛けるハンガーパイプの端にS字フックを掛け、帽子用のスペースにする方法も便利です。
突っ張り棒の選び方や落ちにくい付け方は、「家具を増やさず収納力アップ!突っ張り棒でつくる時短収納のコツ&実例ガイド」でくわしく解説しています。
ドアや扉の裏を使って省スペースで掛ける
床にも棚にも余裕がない家では、ドアや収納扉の裏側が帽子の置き場所になります。
ドアの上部に引っ掛けるドアハンガーや、扉の裏に付けるフックを使えば、収納家具を増やさずに帽子を掛けられます。
寝室や子ども部屋のドア裏なら、着替えと一緒に帽子を選べて便利です。
ただし、開け閉めのたびに帽子がドアや壁にぶつかると、つばが曲がる原因になります。
フックを付ける前に一度ドアを開閉して、帽子が当たらない高さと位置を確かめてください。
扉裏の収納ではよくある失敗なので、必ず確認してくださいね!
数が多いなら壁面を使って見せる収納にする

帽子が多い方や、お気に入りを飾りたい方は、壁一面を帽子の置き場所にする方法があります。
有孔ボードやワイヤーネットにフックを付けて並べると、帽子が全部見えて、選ぶ時間も短くなります。
ただし、窓の近くなど直射日光が当たる壁は、帽子の色あせにつながるので避けてください。
見せる収納は、季節ごとに並べる帽子を入れ替えると長く楽しめます!
【子ども】自分で取って戻せる帽子の置き場所

朝から子どもに「学校の帽子はどこ?」と聞かれたり、椅子や床に置きっぱなしになっていたりして困っているママさんからの相談もよく聞きます。
ここでは、子どもが自分で帽子を管理する仕組みを紹介します。
- ●【実例】通園帽子や紅白帽は身支度コーナーにまとめる
- ●子どもの手が届く高さにフックを付ける
- ●季節の帽子は子どもと一緒に入れ替える
自分で準備できるようになると、自信が芽生え、親が探し回ることもなくなりますよ。
【実例】通園帽子や紅白帽は身支度コーナーにまとめる

【実例】わが家の子どもの身支度コーナー。幼稚園の上着や帽子、スモックをS字フックで掛けています 子どもの帽子は、上着や体操服など朝に使うモノと一緒にまとめると、身支度が早くなります。
写真のように、わが家ではリビングの収納棚の一角を「子どもの身支度コーナー」にしています。
棚の中に突っ張り棒を付け、S字フックで幼稚園の上着・帽子・スモックを掛ける仕組みです。
未就学児なら、ハンガーよりもS字フックでタグを引っ掛ける方が早いので、年齢に応じて試してみてください。
下の段には体操服やタオルを置いているので、朝の準備はここだけで済みます。
子ども部屋も含めた片づけの仕組みは、「【年齢別】子ども部屋収納の完全ガイド|狭くても子どもが自分で片付く仕組みづくり」でまとめています。
子どもの手が届く高さにフックを付ける
子どもの帽子のフックは、子どもの手が届く高さに付けます。
子どもが背伸びせずに手を伸ばせる、胸から肩くらいの高さにすると、自分で掛けて戻せます。
未就学児の場合は、クリップで挟むより引っ掛けるだけのフックのほうが使いやすいです。
また、きょうだいがいる家は、1人1列や1段ごとにエリアを分けてあげると分かりやすくなるので試してみてください。
成長に合わせて高さを変えられるよう、位置を動かせるフックや突っ張り棒を選んでおくと長く使えます。
リュックや習い事バッグの置き場所もそろえたい場合は、「【頻度別】カバン収納のアイデア|毎日・月に数回・年に数回で置き場所を決める片づけ方」も参考にしてみてください。
季節の帽子は子どもと一緒に入れ替える

子どもの帽子は、季節が変わるたびに夏用と冬用を入れ替えます。
入れ替えるときは子どもと一緒にかぶってみて、サイズが合うか確かめるのを忘れずに。
小さくなった帽子をこのタイミングで手放せば、収納があふれることはありません。
親が勝手に捨てるのではなく、子どもが自分で「これはもう小さいから要らない」と気づけると、持ち物を見直す練習にもなります。
入れ替えた帽子は、身支度コーナーの同じフックに掛ければ、置き場所を覚え直す必要もありません。
ただし、キャップからニットに入れ替える場合などは、置き場所はそのままで収納方法を変更してください。
オフシーズンの帽子はお手入れしてから保管する

汗や皮脂が残ったまましまうと、次のシーズンに出したときにシミやカビが見つかることがあります。
しまう前にひと手間かけておけば、来年も気持ちよくかぶれます。
- ●汗と汚れを落としてしっかり乾かす
- ●詰め物で形を保って箱に入れる
- ●湿気と虫を防ぐ場所にしまう
お気に入りの帽子ほど、しまう前のひと手間をかけてあげてくださいね!
汗と汚れを落としてしっかり乾かす

しまう前に、まず帽子の内側にある洗濯表示を確認します。
洗える帽子は表示どおりに洗い、洗えない帽子は汗が当たる内側を固く絞った布で拭き取るのが基本です。
おでこが当たる部分は汗や化粧品の汚れがたまりやすく、そのままにすると汗ジミの原因になります。
表面のほこりは、柔らかいブラシで払っておきます。
風通しのよい日陰で、内側までしっかり乾かしてからしまってください。
詰め物で形を保って箱に入れる
乾いた帽子は、形を整えてから箱へ。
内側に丸めた薄紙やタオルを詰め、つばを上にも下にも押さえつけない状態で箱に入れると、形が保てます。
箱は、湿気がこもりにくい紙製や布製のものがおすすめです。
ハットを重ねて入れる場合は、間に詰め物をはさんで、上の帽子の重みがつばにかからないように入れてください。
【実例】湿気と虫を防ぐ場所にしまう

【実例】わが家の玄関の収納スペース。季節物の帽子をまとめて入れています 帽子の箱は、クローゼットの枕棚や押入れの上段など、湿気がたまりにくく日の当たらない場所にしまうのが基本です。
床に直接置かず、棚の上やすのこの上に置いて、除湿剤を一緒に入れると湿気がこもりにくくなりますよ。
写真のように、わが家ではオフシーズンの帽子を玄関の収納スペースに入れています。
つばが広くて収納に場所を取りやすい麦わら帽子も、折りたたみできるタイプを前提に選ぶようにしているので、コンパクトに収納できます。
かぶる場所の近くにあるので、季節の入れ替えも玄関だけで済むのが便利です。
一方で、麦わらやウールなどの天然素材は虫がつきやすいので、防虫剤を入れておくと安心です。
防虫剤は帽子の上に置き、種類の違う防虫剤を一緒に使わないよう、製品の表示を確認してください。
シーズン中に一度ふたを開けて、風を通してあげると安心です!
帽子収納に関するよくある質問

帽子は重ねて収納しても大丈夫?
同じ形のキャップどうしや、柔らかいニット帽なら重ねて大丈夫です。
キャップはつばの向きをそろえ、重ねるのは2個までを目安にすると、下の帽子がつぶれにくくなります。
一方で、つばの広いハットは上に何も重ねず、1つずつ置くようにしてください。
どうしても重ねたいときは、間に薄紙やタオルをはさんで、つばに重みがかからないようにします。
100均のグッズだけで帽子収納はできる?
クリップや突っ張り棒、フック、ワイヤーネットなど、帽子収納に使うグッズの多くは100均でそろいます。
買いに行く前に、どのタイプの帽子がいくつあるか数を確かめると、必要なグッズと数がはっきりします。
ただし、壁や扉に付けるフックは、耐荷重と取り付けられる面の素材を表示で確認してください。
賃貸の場合は、はがせるタイプや突っ張り式を選ぶと、退去時も元の状態に戻しやすいです。
型崩れした帽子は元に戻せる?
素材によっては、自宅で形を整えられる場合があります。
布やフェルトの帽子なら、内側に詰め物をして形を整え、スチームアイロンの蒸気を少し離して当ててから冷ますと戻ることがあります。
アイロンを直接当てると生地が傷むので、必ず浮かせて蒸気だけを当ててください。
麦わらや革の帽子、高価な帽子は素材を傷めやすいので、無理をせず帽子の専門店に相談すると安心です。
【まとめ】帽子は形と季節で分ければ置きっぱなしも型崩れもなくなる

帽子が散らかるのは、片づけの腕ではなく、しまい方と置き場所の問題です。
形に合ったしまい方を選び、かぶる場所の近くに定位置を作ると、出かける前に帽子を探す手間がなくなります。
お気に入りの帽子も、手入れをしてからしまえば、次のシーズンもきれいな形でかぶれます。
夏の帽子をしまうこの時期に、家じゅうの帽子を集めて、正しい帽子の収納を試してみてください。

