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  • 2022/11/25          

    体験レポート 配電線工事(間接活線工法)

    電気工事会社(配電線)では、「作業安全の確保と作業環境の向上」を図るため、間接活線工法の推進と同時に、作業負担の軽減にも取り組んでいます。間接活線工法は長尺の工具を繰り返し用いるため、肩・手首・上腕などへの疲労蓄積が生じやすい作業で、弊社も多くのお問い合わせを受けています。今回、弊社アシストスーツを試行的に導入いただいている企業様のご厚意で、導入に至った経緯と導入後の感想を紹介いたします。


     

    お問い合わせ経緯

    ・間接活線工法は、長尺の工具を用いるため、上腕の疲労だけでなく、疲労蓄積が生じやすい作業
    ・作業負担軽減策として、準備が煩わしくない“着用タイプ”のアシストスーツに着目
    ・フルハーネス型安全帯の併用は必須
    ・訓練センターにて実作業を想定して、デモ体験を実施後、試行的に導入を決めていただきました。


     

    導入の決め手

    作業員から負担軽減の声があり、環境の改善が必要となりました。
    負担軽減の取り組みを進めるため、今回試行的に作業員6台分の購入に至りました。


     

    導入後の感想(約3ヶ月経過時点でのアンケート)

    Q1.使用中はアシストされている感覚はありますか
     ・アシストされる方向に合わせて使用する必要がある。
     ・柱間切断接続工法には向いていると思う。

    Q2.間接作業の皮むきや圧縮作業の負担軽減が期待できますか
     ・圧縮作業時は負担軽減になりそう。
     ・全体的には使用しているといないでは、負担が軽減されている感じがする。

    Q3.脱着方法について
     ・一人での脱着は慣れが必要。サイズ調整についてもコツをつかむ必要がある。

     

    【今後の方向性について】
    新しい取り組みなため、使用する作業員によって善し悪しが分かれる結果になりました。
    アシストスーツを着用して作業をするには慣れが必要であるが、コツをつかむことで、「負担が軽減されている」と感じる意見もあり、今後も空調服との併用や下向き作業混在時の扱いなど、定期的に意見交換をして負担軽減に取り組んでいこうと思います(ご担当者様より)。