• 2024/11/01


    【衣替えの収納術】簡単3ステップのやり方と服を傷めないしまい方|子供服の実例つき


    季節が変わるたびに衣替えが面倒で、つい後回しにしてしまう…

    去年しまった服を出したら、黄ばみやシワができていた…

    衣装ケースもクローゼットもパンパンで、しまう場所が足りない…

    衣替えの季節になると、毎年こんな悩みが出てきませんか?

    実は、衣替えは「処分→洗う→入れ替え」の3ステップと、しまい方のコツさえ押さえれば短時間で終わります。

    手順とコツを知れば、限られたスペースでも次のシーズンにそのまま着られる状態で服を収納できます。

    この記事で紹介するのは、整理収納アドバイザー1級・3児ママの視点でまとめた、衣替えの時期の目安からそろえるグッズ、衣装ケースへのしまい方までの手順です。

    しまう場所が足りないときの対処法や、そもそも衣替えの手間を減らす収納、子供服の実例もまとめました。

    我が家の子供服の衣替えは、ケースを入れ替えるだけでほぼ終わります。その仕組みも写真つきで紹介しますね!

    目次

    衣替えの時期は気温を目安に少しずつ進める

    「衣替え」の文字の積み木と服のイラストのカード

    衣替えは、一般的に6月と10月に行うことが多いです。

    具体的には、6月に夏物、10月に冬物の衣替えをします。

    しかし地域や気候によってベストなタイミングは異なるため、柔軟に対応してくださいね。

    衣替えを行うときは、地域の最高気温を目安にするといいでしょう。

    たとえば、最高気温が20度を超える日が続いたら夏物、20度を下回る日が増えたら冬物を出すと考えるとわかりやすいです。

    この気温はあくまで目安なので、「朝晩が肌寒くなってきた」「日中は半袖で過ごせる」といった体感も合わせて判断してください。

    ここで気をつけたいのは、一気にすべてを入れ替えないことです。

    カーディガンや長袖Tシャツなど、どちらの季節も着る服を手前に残したまま、1〜2週間かけて少しずつ入れ替えると失敗が少なくなります。

    「今週は厚手のコートだけ」「来週はニット」と小分けにすれば、1回の作業が短くすみます。



    衣替えの前にそろえたい4つの収納グッズ

    仕切りボックスに服を丸めて立てて収納する手元

    衣替えを始める前に、まずは必要なグッズをそろえましょう。

    • ●収納ケース:しまう場所に合わせて選ぶ
    • ●防虫剤:ケースやクローゼットの容量に合わせる
    • ●除湿剤:湿気とカビを防ぐ
    • ●かさばる冬物:圧縮袋で小さくする

    先にグッズをそろえておけば、作業の途中で「ケースが足りない」「防虫剤を切らしていた」と気づいて手が止まることもありません。

    グッズを買い足す前に、去年のケースと防虫剤の残りを確認してみてくださいね!



    収納ケース:しまう場所に合わせて選ぶ


    クローゼット下段に積み重ねたプラスチックの引き出しケースと上段の布製ボックス

    収納ケースは主にプラスチック製と布製の2種類があり、場所によって使い分けるのがおすすめです。

    クローゼットには、積み重ねて省スペースに収納できるプラスチックケースを使いましょう。

    一方、クローゼットや押入れの高い場所に収納するなら、軽くて取り出しやすい布製のケースを使うのがおすすめです。

    高い場所のケースは中身が見えにくいので、透明窓付きのタイプを選ぶと、下から見上げたときに中身がわかります。

    どちらのタイプも、100均やニトリなどで同じ役割のものがそろうので、まずは家にあるケースを数えてから足りない分だけ買い足してください。



    防虫剤:ケースやクローゼットの容量に合わせる


    クローゼット内の害虫対策として、防虫剤は必須アイテムです。

    「お気に入りの服が虫に食われてしまった」と悲しい思いをしないよう、収納ケースには必ず防虫剤を入れておきましょう。

    防虫剤はパッケージに書かれた「引き出し1段あたり1個」「クローゼット幅◯cmに1個」などの容量表示に合わせた数を使います。

    引き出しや衣装ケースには置くタイプ、クローゼットには吊るすタイプというように、収納場所に合わせて形を選んでください。

    ケースの中でどこに置くかは、衣装ケースのしまい方の章で解説します。



    除湿剤:湿気とカビを防ぐ


    押入れの床の隅に置いた除湿剤の容器

    クローゼットや押入れの湿気を取り除くため、除湿剤も重要です。

    除湿剤を使うことで、カビの発生を防ぐことができます。

    湿気は下にたまりやすいので、衣装ケースならシートタイプを底に敷き、クローゼットなら置くタイプを床に置くのが効果的です。

    湿気を吸うと薬剤がゼリー状になったり、色が変わったりする交換サインがついた製品なら、取り替え時期がひと目でわかります。

    衣類を収納するときには、防虫剤と除湿剤をセットで使うようにしましょう。



    かさばる冬物:圧縮袋で小さくする


    冬物の服を入れた圧縮袋を手で押して空気を抜く様子

    ニットやフリースなど、かさばる冬物は圧縮袋を使うと厚みが半分ほどに減り、ケースの容量に余裕が生まれます。

    ただし、ダウンジャケットや羽毛製品・革製品は圧縮に向かないので、圧縮袋には入れないでください。

    ダウンや羽毛は強く圧縮すると中の羽がつぶれて、次のシーズンにふくらみが戻りにくくなります。

    圧縮袋を使えるかどうかは製品によって違うので、袋のパッケージにある注意表示を確認してから使いましょう。

    普段着まで圧縮すると、出すたびにシワ取りが必要になります。圧縮袋は、かさばるわりに出番の少ない服だけに絞るのがおすすめ!



    【3ステップ】簡単な衣替えのやり方

    衣替えの3ステップ(処分・洗う・入れ替え)の図解

    衣替えを効率的に行うには、「処分」→「洗う」→「入れ替え」の3ステップで進めるのがポイントです。

    先に着ない服を減らしておくと、洗う量もしまう量も少なくてすみます。

    • ●STEP1:着ない服を手放す
    • ●STEP2:しまう服は洗ってしっかり乾かす
    • ●STEP3:今着る服を手前に入れ替える

    収納上手になるには、いきなり片付けるのではなく、まずは服を手放すところから始めましょう!



    STEP1:着ない服を手放す


    床に服を広げて残す服と手放す服に分ける女性

    はじめに、不要な服を処分しましょう。

    衣替えは、次のシーズンには着られない服を整理するよい機会です。

    ここでは服を処分する具体的な基準を紹介します。

    これから出す服の処分基準

    • ●前シーズンで一度も着ていない
    • ●自分の好みではなくなった
    • ●流行が過ぎて着たいと思わない
    • ●似たようなアイテムが多い
    • ●サイズが合わない(特に子供服)

    これからしまう服の処分基準

    • ●結局一度も着なかった
    • ●コーディネートしにくくてなかなか着られなかった
    • ●汚れが目立つ

    共通の基準

    • ●最後に着た時期を思い出して判断する
    • ●服への愛着があるかどうか
    • ●保管スペースを意識し、収納ケースに入る分だけに絞る

    服を処分するなら、フリマアプリや寄付などを活用して再利用する方法もあります。

    すべての服を収納するのではなく、まずは不要なものを手放すことが大切です。

    不要な服を処分すれば収納スペースが広がって、衣替えをよりスムーズに進められますよ。



    STEP2:しまう服は洗ってしっかり乾かす


    服を収納する前に「しまい洗い」をすることが重要です。

    「しまい洗い」の目的は、収納する前にしっかりと汚れを落として、黄ばみやニオイの発生を防ぐこと。

    服には目に見えないシミや、汗などの皮脂汚れが残っている可能性があります。

    そのまま収納すると、次に着るときに不快なニオイやシミの原因になります。

    自宅の洗濯で落としきれない汚れがある場合は、クリーニングを活用しましょう。

    クリーニングには費用がかかるため、自宅では洗濯できないもの、大事な服や高価なコートなどに絞るのもおすすめです。

    洗った服は、できるだけ天気の良い乾燥した日に、しっかり乾かしてから収納してください。

    少しでも湿気が残っていると、収納後にカビが発生したり、嫌なニオイがついたりする原因になるため、ここは守ってくださいね。



    STEP3:今着る服を手前に入れ替える


    衣装ケースにたたんだ服を入れ替える手元

    最後に、季節に合わせて服を入れ替えましょう。

    今すぐ着たい服を取り出しやすいよう、手前に配置することがポイントです。

    しまう場所は「よく着る服は胸から腰の高さ・手前」「シーズンオフの服は下段や奥」と決めておくと、次の衣替えでも迷わず動けます。

    服はたたんで立てて収納する方法が一般的で、スペースを有効活用できます。

    ただし、服によってはたたまずに収納したほうがよいものもあるので、アイテムや服の素材によって収納方法を使い分けるようにしましょう。

    日常の服のしまい方や場所別の整え方は「服の収納方法を完全ガイド|場所別・アイテム別の整理術で散らからないクローゼットに」でくわしく解説しています。

    3ステップのうち、いちばん時間がかかるのはSTEP1です。ここさえ終われば、あとは洗って収納するだけなので気持ちがラクになりますよ!



    衣装ケースに服をきれいにしまう4つのコツ

    衣装ケースのしまい方(ケースの高さに合わせて立てる・重い服は下・8割まで・防虫剤はいちばん上)の断面図

    同じ衣装ケースでも、入れ方しだいで次のシーズンに出したときの状態が変わります。

    シワや虫食いを防ぎ、中身がひと目でわかるしまい方のコツは次の4つです。

    • 1.ケースの高さに合わせてたたみ、立てて入れる
    • 2.重い服を下にして8割までにとどめる
    • 3.防虫剤は服のいちばん上に置く
    • 4.ラベルで中身がわかるようにする

    どれも特別な道具はいりません。今あるケースでも、入れ方を変えると見違えますよ!



    1. ケースの高さに合わせてたたみ、立てて入れる


    引き出しの高さに合わせてたたみ立てて並べた服

    服はケースの深さに合わせた大きさにたたみ、本を並べるように立てて入れるのが基本です。

    ケースからはみ出す大きさでたたむと、フタや上の服に押されて折れジワがつきます。

    立てて並べると服の側面がそろって見えるので、ケースを開けた瞬間に中身を見渡せます。

    次のシーズンに出すときも、下の服を掘り起こす手間がなくなるのが立てる収納のメリットです。

    たたみ方をそろえるのが面倒なら、ケースの深さに合わせた厚紙を1枚用意して、それに巻きつけるようにたたむのがコツ。



    2. 重い服を下にして8割までにとどめる


    下に厚手のニット、上に薄手の服を入れて上部に余裕を残した衣装ケース

    ケースには厚手で重い服を下、薄手の服を上に入れ、量は8割までにとどめます。

    上に重い服を乗せると、下の服がつぶれてシワや型崩れの原因になります。

    ダウンやニットのような厚手を底に、Tシャツやブラウスのような薄手を上にするイメージです。

    ぎゅうぎゅうに詰めこむと湿気がこもり、防虫剤の成分も行き渡らないので、指を差し込んで少しすき間ができる程度が目安です。

    ケースの2割を空けておくと、次のシーズンに服が1〜2枚増えても入れ替えなしで対応できます。



    3. 防虫剤は服のいちばん上に置く


    衣替えの際には、防虫対策も忘れずに行いましょう。

    衣類が虫に食われるリスクを防ぐため、防虫剤は正しい場所に適量を設置することが大切です。

    ポイントは、防虫剤は服の上に置くこと。

    防虫剤の成分は空気よりも重いため、上に置くと衣類全体に行き渡りやすくなります。

    服をすべて入れ終えてから、いちばん上に乗せるのを忘れないでください。



    4. ラベルで中身がわかるようにする


    衣装ケースの前面に服の絵のラベルを貼る手元

    収納ケースは、子供を含めて家族一人ずつ分けるようにしましょう。

    家族ごとに収納ケースを分けると、整理整頓がしやすく、取り出しやすいなどのメリットがあります。

    さらに収納ケースには「誰の服か」と「どの季節か」をラベルに書いて貼っておくと、衣類を探しやすくなるのでおすすめです。

    マスキングテープに油性ペンで書くだけなら、中身が変わったときにもすぐ貼り替えられます。

    ラベルは「はなこ・秋冬」のように名前と季節をセットで書くのがおすすめ!子供も自分のケースを探せるようになります!



    【アイテム別】シーズンオフの服を傷めない保管方法

    ニットをたたんで重ねる女性

    衣替えした服の収納方法は、主に「たたむ」と「吊るす」の2つです。

    アイテムや素材に応じた適切な方法を選ぶことで、服を長持ちさせることができます。

    • ●コート・ワンピース・シルク素材:吊るして保管する
    • ●ニット:たたんで上に重ねすぎない
    • ●帽子:型崩れしない箱に入れる
    • ●ブーツ:詰め物をして立てて保管する

    高かったコートやお気に入りのニットほど、しまい方で寿命が変わります。半年後に「またこれが着られる」と思える状態でしまいましょう!



    コート・ワンピース・シルク素材:吊るして保管する


    不織布のカバーをかけたコートと間隔をあけて吊るしたワンピース

    コートやワンピース、シルク素材の服は、吊るして収納するのがおすすめです。

    コートはたたむと型崩れする可能性があり、ワンピースはプリーツが消えてしまうこともあります。

    シルクもたたむと折れジワが目立ち、取れにくくなります。

    シルクは摩擦に弱くスレやすい素材なので、他の服と間隔を空けて吊るして収納しましょう。

    クリーニングに出した場合は、戻ってきた服にかかっているビニールカバーは必ず外しておきましょう。

    ビニールカバーをかけたままだと通気性が悪く、カビが発生しやすくなり、変色やニオイが残るリスクもあります。



    ニット:たたんで上に重ねすぎない


    ニット類はたたんで収納するのが基本です。

    ハンガーに吊るすと、素材が伸びてしまうことがあります。

    たたんだニットは、重ねるなら3〜4枚までにとどめてください。

    重ねすぎると下のニットが自分の重みでつぶれ、編み目が寝てしまいます。

    たたんだ際についたシワは、スチームアイロンを使えば簡単に取れるので心配いりません。

    カシミヤなど虫がつきやすい素材は、ケースのいちばん上に入れて防虫剤のすぐ近くに置いてください。



    帽子:型崩れしない箱に入れる


    帽子:型崩れしない箱に入れる

    ハットはストレージボックスなどに入れて収納します。

    型崩れを防ぐため、他のモノを上に乗せないようにしましょう。

    つばの広い帽子は、クラウンの中に丸めた薄紙やタオルを詰めておくと、形を保ったまま保管できます。

    大切なアイテムを長持ちさせるために、一定の収納スペースを確保することがポイントです。



    ブーツ:詰め物をして立てて保管する


    詰め物をして立てて保管したブーツ

    ブーツは、購入時の箱を取っておいて収納するのが理想的です。

    もし箱がない場合は、似たようなサイズの空箱か、ブーツ用収納ケースを準備しましょう。

    収納するときは新聞紙などを丸めてブーツの中に詰めておくと、型崩れを防げます。

    箱や収納ケースの中に、防虫剤や除湿剤も忘れず入れておきましょう。

    靴全般のしまい方は「【保存版】玄関収納アイデア15選|基本ルールと靴・傘・小物のしまい方」にまとめています。

    子供のブーツはサイズアウトが早いので、しまう前にサイズを確認して、来年も履けるものだけ残しましょう!



    収納スペースが足りないときの対処法

    衣装ケースのしまい場所をクローゼットの前で考える女性

    手放せるだけ手放したのに、それでもケースに入りきらない…

    STEP1で量を減らしても収まらないときは、しまう場所そのものを増やす工夫が必要です。

    • ●クローゼットや押入れの上段を使う
    • ●ベッド下などのデッドスペースを使う
    • ●宅配クリーニングの保管サービスを使う

    シーズンオフの服は出し入れが年2回だけなので、多少使いにくい場所でも大丈夫です。今ある空間を見直してみましょう!



    クローゼットや押入れの上段を使う


    クローゼットや押入れの上段を使う

    シーズンオフの服は出し入れが年2回だけなので、クローゼットの枕棚や押入れの上段に移すのが向いています。

    ただし、高い場所は重いケースだと下ろすときに危ないので、軽い布製で取っ手付きのボックスを選んでください。

    踏み台を出すのが面倒で「しまったら二度と出さない」状態にならないよう、上段に置くのは次の衣替えまで触らない服だけにしましょう。

    和室の天袋のように高くて奥行きのある場所の使い方は「【完全ガイド】天袋の収納アイデア|「高くて使いにくい」をなくす和室の上を活かすアイデア」で解説しています。



    ベッド下などのデッドスペースを使う


    ベッド下やタンスの上、クローゼットの床など、空いているすき間に浅型のケースを入れると、しまう場所を増やせます。

    ベッド下は高さ15〜20cmほどの浅いケースやキャスター付きのケースなら、引き出せばそのまま中身に届きます。

    ホコリがたまりやすい場所なので、フタ付きか布製のカバー付きを選ぶと安心です。

    また、家の中のデッドスペースの見つけ方は「デッドスペースが収納に変身!場所別アイデアとおすすめグッズを紹介」で場所別に紹介しています。



    宅配クリーニングの保管サービスを使う


    宅配クリーニングの保管サービスに預けるコートを箱に詰める手元

    どうしても家に収まらないときは、クリーニングに出した服をそのまま次のシーズンまで預かってもらえる保管サービスを使う方法もあります。

    コートやダウンなど、かさばって場所を取る冬物を数点預けるだけでも、クローゼットの余裕は大きく変わります。

    一方で、預けている間は取り出せないため、季節の途中で着たくなる服には向いていません。

    料金や預かり期間はサービスごとに違うので、預ける前に条件を確認してください。

    収納を増やす前に「1年着なかった服を全部出す」だけでも、ケース1つ分の空きが作れることがあります!



    衣替えしない収納で年2回の手間を減らす

    季節ごとに段を分けたチェストの引き出しから服を選ぶ女性

    そもそも衣替え自体をやらなくて済む方法はないの…

    服の量が収納に収まっていれば、季節ごとの入れ替えそのものをなくすことができます。

    • ●通年で着られる服を中心にそろえる
    • ●季節ごとに引き出しや段を分けておく

    衣替えをなくすと、季節の変わり目に「あの服どこだっけ」と探す時間もなくなります。服が多い家は、まず一部だけ取り入れてみてください!



    通年で着られる服を中心にそろえる


    通年着られる服だけを余裕をもって掛けたクローゼット

    衣替えをなくすには、カーディガンや長袖Tシャツ、薄手のニットなど、季節をまたいで着られる服を軸にそろえるのがおすすめです。

    重ね着で調整できる服が中心なら、真夏と真冬の服だけを少量持てばよくなり、入れ替える量が減ります。

    たとえば長袖Tシャツは、春秋は1枚で、夏は袖をまくって、冬はニットの下にと1年を通して出番があります。

    ただし、この方法は「手持ちの服がすべて収納に収まる」ことが条件です。

    服が多い家や収納が小さい家は、全部を通年にするのではなく、普段着だけ通年の服に寄せるなど、部分的に取り入れてください。



    季節ごとに引き出しや段を分けておく


    引き出しやケースを「春夏用」「秋冬用」と季節ごとに分けておくと、衣替えは段を入れ替えれば終わります。

    今の季節の服は胸から腰の高さの取りやすい段に、シーズンオフの服は下段や奥に入れておきます。

    季節が変わったら、中身を出し入れするのではなく、引き出しやケースの位置を入れ替えれば完了です。



    子供服の衣替えはどうしてる?3児ママの収納実例

    棚のボックスに立てて収納した子供服

    我が家には11歳の娘、9歳の息子、3歳の息子の3人の子供がおります。

    それぞれの子供の特性を考えた衣替えや、お下がり服の収納方法を、整理収納アドバイザーの視点から解説します。

    • ●3人分の服は収納ケースにまとめて管理する
    • ●季節ごとにケースを分け、上下を入れ替えるだけにする
    • ●お下がり服は厳選してサイズごとに分ける

    子供服の収納に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください!



    3人分の服は収納ケースにまとめて管理する


    押入れに並べた子供3人分の服をまとめた収納ケース
    【実例】子供3人分の服をまとめた、押入れの奥行きに合う収納ケース

    我が家では、子供の服は3人分すべてまとめて収納ケースに入れています。

    写真のように、奥行きのある押入れにフィットするこちらのケースを使用しています。

    天馬のフィッツケース
    引用:Amazon

    他の商品に比べて高めなので初期投資はかかりますが、長年使用していても、たわみなどの劣化がありません。

    前枠が頑丈な作りになっているため、開け閉めもスムーズでおすすめです。

    こちらのケースに収納しているのは以下のものです。

    • ●アウター含む子供3人分のすべての服
    • ●小学校の制服や体操着
    • ●次男のお下がり服
    • ●ハロウィンの衣装などイベントもの
    • ●手袋やハンカチなどの小物
    • ●旅行先で使用する子供のトラベルグッズ

    我が家は年の離れた息子がおりますが、できるだけ長男のお下がりを次男が着られるように取ってあります。

    普段着やパジャマ、長男が卒園した幼稚園の制服や体操着も、次男が着られるように保管しています。

    脱衣所に置いてある下着類を除いて、子供の服に関するものはすべてこの収納ケースの中に納めています。



    季節ごとにケースを分け、上下を入れ替えるだけにする


    季節ごとに分けた子供服の収納ケースの引き出し
    【実例】今の季節の服を取りやすい段に、季節外の服を下の段のケースに分けた収納

    我が家の子供服は、フィッツケースを「秋冬用」「春夏用」で1ケースずつに分けています。

    季節が来たら、そのケースの上下を入れ替えて、今の季節の服が子供の取り出しやすい段に来るようにするだけです。

    服を1枚ずつ移し替える作業がないので、これで衣替えがほぼ完了します。

    我が家の長女は寒がりで、夏が終わると早い時期から長袖を着たがります。

    一方、長男は暑がりなので、冬でも半袖半ズボンで平気なタイプ。

    子供たちに合わせていると衣替えが大変なため、半袖も長袖も自分で選べるように、手が届きやすい範囲を広めに作っています。

    普段着る季節に合った服を入れている場所と、気温や好みによって着る季節外の服を収納している場所の2箇所からそれぞれ選べるようにしています。

    子供たちが手に取る服が落ち着いた頃を見計らって、真夏のTシャツと真冬のトレーナーなどを入れ替える方法です。

    ケースごと入れ替える方法にしてから、子供服の衣替えは10分もかかりません。「今日は寒いから長袖」と、子供が自分で下の段から選んでくれるのも助かっています!

    末っ子が小さいころにパジャマとおむつを一緒に入れていた収納ケース
    【実例】末っ子が小さいころの、大人が届きやすい上部の収納

    末っ子が小さいころは、服を基本的に大人が出し入れしていたので、収納場所は大人が届きやすい上部に設置していました。

    おむつも、お風呂上がりにパジャマと一緒にサッと取り出せるように同じ場所に収納していました。



    お下がり服は厳選してサイズごとに分ける


    我が家は長男と次男が6歳離れているため、次男がお下がりを着られる時期は数年先になります。

    その間にサイズアウトした長男の服が集まるので、すべての服を保管することはできません。

    お下がりとして取っておくかどうかは、以下のポイントを参考に厳選しています。

    • ●デザインがおしゃれ
    • ●上下のコーディネートが合わせやすい
    • ●よれや汚れが目立っていない

    上記に当てはまらない服は、思い切って捨てて、次男用に新調するのが我が家のやり方です。

    また、5〜6サイズ分が集まるため、お下がり服を収納する際は、サイズごとに分けて保存しています。

    サイズごとに分けて収納することで、必要な時期にひと目ですべての服を確認できるのがポイントです。

    我が家は子供の特性や成長に合わせて収納方法を考えた結果、この方法に落ち着きました。ぜひ参考にしてみてくださいね!



    衣替えのよくある質問

    クローゼットの扉と窓を開けて換気する女性



    一度しか着ていない服も洗ってからしまうべき?


    一度しか着ていない服でも、洗ってからしまってください。

    一度袖を通しただけの服にも、汗や皮脂の汚れは目に見えない状態で残っています。

    そのまま数か月しまうと、汚れが酸化して黄ばみやニオイになって現れます。

    短時間しか着ていないカーディガンやジャケットも、首まわりや袖口には皮脂がついています。

    自宅で洗えない服は、クリーニングに出してからしまいましょう。



    防虫剤は種類を混ぜて使ってもいい?


    成分の違う防虫剤を同じケースで混ぜて使うのは、無臭タイプ(ピレスロイド系)以外は避けてください。

    しょうのう・ナフタリン・パラジクロロベンゼンといった有臭タイプは、種類が違うものを一緒に入れると溶けて液体になり、衣類にシミをつけることがあります。

    無臭タイプのピレスロイド系は、他の防虫剤と併用しても問題ないとメーカーが案内しています。

    去年の残りと新しく買ったものを一緒に使うときは、パッケージの成分表示を確認してからにしましょう。



    布団や靴も一緒に衣替えしたほうがいい?


    布団や靴も、衣替えと同じタイミングで入れ替えると、しまい忘れがなくなります。

    服と同じように洗う・乾かす・防虫と除湿をしてからしまうのが基本です。

    羽毛布団は圧縮袋に入れないなど、服とは違う注意点があります。

    押入れでの布団のしまい方は「【実例あり】押し入れに布団を収納する方法とポイントを解説!効果的な除湿や防虫対策も」で解説しています。

    靴のしまい方は、この記事のブーツの項目と「【保存版】玄関収納アイデア15選|基本ルールと靴・傘・小物のしまい方」を参考にしてください。



    衣替えのあとも換気は必要?


    衣替え後も定期的に換気を行い、収納スペースに空気の流れをつくることが必要です。

    湿気は衣類の大敵なので、月に1〜2回はクローゼットや押入れの扉を開けて空気を入れ替え、除湿剤の交換サインも確認してください。

    スペースに余裕があれば、普段から開け閉めする場所に衣装ケースを置くのもアリです。

    収納ケースには服を詰めこみすぎず、余裕を持たせておきましょう。



    【まとめ】衣替えは「減らしてからしまう」だけで毎年ラクになる

    整ったクローゼットの前で秋のカーディガンを選ぶ笑顔の女性

    衣替えは毎日のコツコツとした家事ではなく、定期的にやってくる大型イベントに近いです。

    それでも、着ない服を手放してから洗って収納する順番を守れば、年2回の作業は短時間で終わります。

    次のシーズンに出した服がそのまま着られて、朝の服選びでも探しものがなくなるのは、家事に追われる方にとって何よりの時短です。

    とくに子供服の衣替えは、サイズアウトで入れ替えも頻繁ですが、そのたびに子供の成長を垣間見られるよい機会です。

    まずは去年着なかった服を1袋分手放すところから始めてみてください。1袋減ると、次の衣替えは確実にラクになりますよ!

    “`


ダイドーの空間収納はこちら