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    えみりぃ

    8歳、6歳、0歳を育児中の3児ママライター。
    大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
    ママの視点から、暮らしのヒントになる
    整理収納術・空間活用術をお伝えします。


    2023/09/22


    もうイライラしないで!子どもが自分でおもちゃを片付ける収納ステップ


    ご覧いただきありがとうございます。

    ママライターの【えみりぃ】です。

         

    子育てをしていると、必ずと言っていいほど部屋が散らかってげんなりしますよね。

    どうやって片付けさせるか分からず、頭を抱えている親御さんも多いはず。

    「ちゃんと自分で片付けできる子になってほしい!」

    「おもちゃの収納ってどうすればいいの?」

    そんなお悩みをお持ちのパパママさんは必見です!

    子どもが自分で片付けできるようになるには、子どもの年齢に合わせて収納環境を整える必要があります。

    今回は子どもの片付けについて、片付けられない理由や環境の整え方、実践的なおもちゃ収納方法までお伝えします。

    今回の記事を読めば、小さな子どもでも自分で片付けれられるようになり、親子ともにおうち遊びの時間が楽しくなりますよ。

    ♦️子どもが自分で片付けられない理由は?♦️

    子どもがおもちゃを片付けられない理由は、部屋の環境にあることが多いです。

    手が届かない場所にある


    背伸びをしたり、踏み台を使うような高い場所があると、だんだん面倒になって片付けなくなってしまいます。

    「引き出して入れるだけ」「ふたを開けて入れるだけ」など、可能な限り簡単に行えるように工夫しましょう。

    収納スペースに物を詰め込みすぎている


    収納BOXの中がぎゅうぎゅうで、出し入れするにも他のおもちゃをかき分けるような状態はよくありません。

    スッキリしない上に、重なり合ったおもちゃが壊れる可能性もあります。

     不要なおもちゃが多すぎる


    何年も手付かずでホコリを被ったおもちゃが眠っていませんか?

    もう遊ばない、不要なおもちゃは思い切って処分しましょう。

    不要なおもちゃを置いたままにしていると、収納スペースが占領され、考えもまとまらなくなります。

    ♦️おもちゃの片付け方は年代によって変えよう♦️

    1〜2歳ごろ


    この時期は、おもちゃの数は多くないですが、おもちゃの形に統一性がないことが多いです。

    また、子どももまだ細かい動きが難しい時期でもあります。

    大きな収納BOXなどにポイっと入れるだけの収納が便利です。

    3〜5歳ごろ


    手先が器用になり細かい動きもできるようになります。

    片手で引き出しやふたを開け、もう片方の手でおもちゃを入れるような作業もできるでしょう。

    また、この年代のおもちゃは電車や人形など、分類できるおもちゃが多くなります。

    それぞれのカテゴリーに分類して片付けることで、知育遊びにもつながります。

    小学校低学年


    この時期の子どもは収集に貪欲になりがちです。

    • ・ カード
    • ・ チップ
    • ・ コイン
    • ・ ビーズ

    一つひとつは小さいですが、数が多く細かくなります。

    そしてお菓子やゲームでゲットしたり追加購入すると、どんどん増えていきます。

    先を見越して大きめの収納ケースを用意するのがいいでしょう。

    小学校高学年


    この年代は、もう親が子どもの片付けに介入する必要はありません。

    むしろ、介入させてくれなくなるケースも多くあります。

    親の介入は、必要な収納BOXや棚を買ってあげる程度。

    片付けが気になっても、子どもの意思を尊重してできるだけ手を出さないようにしましょう。

    大切なのは、この時期までに親子でしっかりと片付けに向き合い、子どもが自立して行動できるように日々伝えていくことです。

    ♦️子どもが片付けやすい環境の作り方♦️

    子どもの目線に合わせた高さ


    よく使うおもちゃは、子どもの目線の高さに収納スペースを作りましょう。

    子どもの成長に合わせて収納場所を変えるのもポイントです。

    パッと見て収納場所がすぐわかる


    ディスプレイ収納は、どこに何があるかが一目でわかるのでオススメです。

    中が見えない収納の場合は、写真を貼ったりラベリングをして分かりやすくしましょう。

    ワンアクションで片付けられる


    使用頻度の高いおもちゃは「置くだけ」「入れるだけ」など、ワンアクションで片付けられるように工夫しましょう。

    片付けやすい高さに収納スペースがあれば、さらにGOOD!

    細かく分けすぎない


    分類して収納すると知育につながり見た目にもスッキリしますが、やりすぎは子どもが混乱するので注意です。

    カテゴリー分けは簡単にしておきましょう。

    例:電車のおもちゃのカテゴリー分け

    【OK】数が少なくて簡単!【NG】細かく分けるとややこしい…
    ・ 電車のレール
    ・ 走らせる乗り物
    ・ 直線のレール
    ・ カーブのレール
    ・ 坂道のレール
    ・ 電車系の乗り物
    ・ キャラクターの乗り物
    ・ 貨物車の乗り物

    カテゴリー分けは粗めにした方が、子どもも考える手間が省けるので片付ける時間も短くなります。

    ♦️【実践】まずはおもちゃを仕分けしよう!♦️

    整理収納の基本、まずはおもちゃをすべて出して仕分けることから始めましょう。

    必要かどうかを親子で一緒に決めよう


    最初の仕分けは「要る」か「要らない」かです。

    子どもが小さい場合は、親子で一緒にやってみましょう。

    なかなか決められない場合は以下を基準にしてもOKです。

    • ・ 半年以上使っていないおもちゃ
    • ・ 取り出すまで存在を忘れていたおもちゃ
    • ・ 似たようなおもちゃをすでに持っている

    子どもは、どれも「要る!」と言う可能性が高いです。

    どうしてもその場で決められない場合は、【一時保存BOX】を作ってそちらに移動します。

    約1か月程度の期間を決めて、それまでに1度も遊ばなかったおもちゃは処分します。

    その場合、必ず子どもに「O月O日までに1度も遊ばなかったらさよならしようね」と親子で約束をしましょう。

    おもちゃをカテゴリー分けしよう


    必要なおもちゃを分類します。

    カテゴリー分けが難しい場合は以下の基準を参考にしてください。

    • ・ 遊ぶ頻度で分ける
    • ・ 遊ぶ場所で分ける
    • ・ おもちゃの大きさで分ける
    • ・ ごっこ遊び、ブロック遊びなど遊び方で分ける
    • ・ 一緒に使うおもちゃ同士で分ける

    各家庭の収納スペースによって基準を考えてみましょう。

    ♦️おもちゃ別に紹介!基本の収納♦️

    実際に収納を考えていきましょう。

    おもちゃ別に収納方法を紹介します。

    収納方法に決まりはないので、一例として参考にしてください。

    ぬいぐるみ


    ぬいぐるみは軽くてかさばる特徴があります。

    柔らかい素材の収納BOXに入れたり、ディスプレイ収納するのもオススメです。

    ぬいぐるみは落下によるけがの心配がないので、上部収納もOKです。

    ブロック


    ブロックは固くてかさばりやすいおもちゃです。

    また、数が多いと重くなります。

    運ぶときにバラバラにならないように、蓋付きの収納BOXにまとめて入れるのがいいでしょう。

    数が多い場合は衣装ケースという選択肢もあります。

    キャスター付きなら運びやすいので、遊ぶときも便利ですよ。

    大型のおもちゃ


    電池で動くような大型のおもちゃは取り扱いに注意が必要なので、一番簡単な置くだけ収納がいいでしょう。

    子どもが置きやすい位置に設置するのがオススメです。

    おままごとセット


    細かい付属品がたくさんあるケースが多いです。

    一緒に遊ぶものはすべてまとめてしまいましょう。

    蓋付きの収納ケースや、深型のオープンBOXがオススメです。

    ボードゲーム


    ボードゲームは買った時の箱を捨てずに取っておきましょう。

    箱に入れて収納すれば一目で分かる上に、重ねて収納しても取り出しやすいです。

    ♦️100均グッズも活用しよう!♦️

    おもちゃの形状や大きさに合わせて、100均グッズが活用できます。

    ジップ付きポリ袋


    シリーズもののおもちゃや付属品をまとめて収納するのに便利です。

    形がいびつなおもちゃでも、形に合わせて収納できるのがメリット。

    ジップ付きポリ袋にまとめてから、収納BOXにそのままポイっと入れてもいいでしょう。

    ただし、何度も使用すると破れやすくなるのがデメリットです。

    ファスナーケース


    ジップ付きポリ袋と同様、おもちゃをまとめて収納するのに便利です。

    ファスナーケースはある程度形が固定されているので、幅の薄いおもちゃの収納に向いています。

    ループ付きもあるので、引っ掛けて収納するのもOK!

    洗濯用ネット


    洗濯用ネットは形が自在に動きます。

    クッションパズルやカラーボールなど、大きめで柔らかい素材の収納に便利です。

    セクションケース


    小さなブロック、人形の小物、ビーズなどの細かいおもちゃは、セクションケースに分類するのがオススメです。

    おもちゃの大きさに合わせて仕切りも変えられます。

    ♦️まとめ♦️

    子どもに自分で片付けできるようになってほしいなら、まずは片付けしやすい環境を整えてあげることから始めましょう。

    あれもこれも取っておくより、本当に必要なおもちゃだけを選んで大切に遊ぶ方が心の成長にもつながります。

    年に1度くらいのペースで、子どもの年齢に合わせて収納環境を整えてあげることが大切です。

    まずは親子で一緒に取り組んでみてくださいね。