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2026/10/07
TASKシリーズの初期モデル「TASK AR 1.0」を活用した研究論文が、学術誌『日本産業保健理学療法学雑誌』に掲載されました。
株式会社ダイドーが提供するアシストスーツ「TASK」シリーズの初期モデルである「TASK AR 1.0」を活用した研究論文が、2026年発行の学術誌『日本産業保健理学療法学雑誌』に掲載されました。
医療・研究機関による厳格な実証実験(ランダム化クロスオーバー試験)の結果、上向き(頭上)作業において本製品を装着することで、肩や腕の筋活動が大幅に低減し、疲労軽減や作業姿勢の改善に寄与することが客観的データとして証明されました。また、女性の作業完遂率が著しく向上したことから、人手不足が深刻化する現場における「多様な人材の活躍」や「労働災害の予防」に貢献するソリューションとして期待が持てツ結果となりました。
■ 論文情報
- 論文タイトル:
- 頭上ビス打ち作業における外骨格型ロボットアシストスーツ装着による動作および筋活動の変化
- ―ランダム化クロスオーバー試験―
- 掲載誌:日本産業保健理学療法学雑誌(JJPOH, Vol.4, No.1, 2026年)
- 著者:内沢 秀和 氏(西大和リハビリテーション病院 / 畿央大学大学院)、
生野 公貴 氏(西大和リハビリテーション病院 / 畿央大学大学院)、 - 庄本 康治 氏(畿央大学大学院)
■ 本研究で実証された4つの主な効果
健常成人10名(男女各5名)を対象とした反復ビス打ち作業のシミュレーションにおいて、初期モデル「TASK AR 1.0」装着時(肩関節アシストあり)は、未装着時と比較して以下の効果が確認されました。
- ①肩・腕の筋活動が約50%減少(身体負荷の劇的な軽減)
アシストスーツの装着により、腕を持ち上げる筋肉である三角筋中部で49.4%、上腕二頭筋で43.9%の筋活動の低下が認められ、作業負担が大きく軽減されることが実証されました。
- ②作業後の「主観的疲労感」を25.6%軽減
機器による生理学的な負荷軽減効果は、作業者の感覚にも直結しており、作業後の肩の主観的疲労感が25.6%軽減することが確認されました。
- ③背中の反り(代償動作)を抑制し、理想的な作業姿勢へ
腕の疲れを補うために背中を反らせるような無理な動作(体幹伸展角度)が有意に減少し、腰などへの二次的な負担を抑え、安全な作業姿勢を維持できることが示唆されました。
- ④女性の作業完遂率が大幅向上(多様な人材の活躍支援)
未装着時では疲労により作業を中断してしまう女性参加者がいた一方、アシストを有効にした条件では全員が作業を完遂しました。これにより、体力に不安のある方でも高負荷な作業をこなせるようになり、作業効率の向上と職域拡大に寄与することが示されました。
■ 今後の展望
長時間の頭上作業は、肩関節等の筋骨格系障害(MSDs)を引き起こすリスクが高く、労働者の離職や生産性低下の大きな要因となっています。株式会社ダイドーは、初期モデルである「TASK AR 1.0」で実証された今回の学術的なエビデンスを基礎として、現在展開している後継機を含めた「TASK」シリーズ全体の信頼性向上に努め、性別や年齢を問わず長く安全に働ける環境づくりをサポートしてまいります。
