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えみりぃ
10歳、8歳、2歳を育児中の3児ママライター。
大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
ママの視点から、暮らしのヒントになる
整理収納術・空間活用術をお伝えします。
2025/10/03
もう迷わない!洗濯機を丸ごときれいにする掃除のやり方を徹底解説
服やタオルがなんとなく臭う…
洗濯物に黒い汚れがついている…
その悩み、もしかしたら洗濯機の掃除不足が原因かもしれません。
洗濯機自体に汚れやカビがついていると、いくら洗っても洗濯物の臭いや汚れが取れないことも…。
この記事では、忙しい主婦でも簡単にできる洗濯機掃除の手順を、洗濯槽・フィルター・外側まで含めてパーツ別にわかりやすく紹介します。
さらに、清潔さを長持ちさせる工夫やアイテムもご紹介。
洗濯機を掃除することで衣服やタオルが清潔になり、快適に過ごせます。また、家族の健康を守ることにもつながりますよ!
洗濯機の汚れの原因と起こりうるトラブル
ここではまず、洗濯機の汚れがどのように発生するのか、そして掃除をしないとどんなトラブルにつながるのかを詳しく解説していきます。
汚れの原因を知ることで、定期的な掃除の必要性を理解できます!
汚れの原因
洗濯機が汚れる原因はいくつかあります。
主な原因は以下の3つです。
1.洗剤や柔軟剤の残りカス
洗剤や柔軟剤が溶け残り、槽内にこびりついてしまうことがあります。
成分が蓄積すると、カビや雑菌が繁殖する原因となってしまうことも。
2 .水分
洗濯後の槽には、どうしても水分が残ってしまいます。
湿気がこもることで、カビやぬめりが発生しやすくなります。
3.洗濯物から出るホコリ
衣類から出るホコリや糸くずは、フィルターに蓄積されていきます。
放置することで、排水詰まりや臭いの原因となってしまいます。
掃除しないと起こるトラブル
掃除を怠ると、次のようなトラブルに直結します。
ーーーーー
・洗濯物にカビや黒い汚れが付着する
・洗濯物の臭いが取れない
・部品の劣化が進み、洗濯機の寿命が短くなる
ーーーーーこうしたトラブルの問題点は「洗濯物が汚れて不快」なだけにとどまりません。
衣類に残ったカビや雑菌は、肌トラブルやアレルギーの原因になることもあります。
また、買い替えが早まれば余計な出費につながり、家計にも負担を与えます。
洗濯機を清潔に保つことは、家族の健康を守り、洗濯機を長持ちさせるための大切な習慣なのです。
【パーツ別】洗濯機を徹底的に掃除する手順
洗濯機は、洗濯槽・洗剤投入口・フィルター・本体外側といったパーツごとに分けて掃除すれば、スムーズにきれいにできます。
準備すべき道具と、パーツごとの掃除手順をわかりやすく紹介します。
ここで紹介する掃除方法は、あくまでも一般的なもの。不明点があれば洗濯機の取扱説明書を確認しましょう!
STEP1.道具の準備
次の道具を準備しましょう。
①市販の洗濯槽クリーナー
縦型専用・ドラム式専用など種類があるので、ご自宅の洗濯機に合ったものを準備しましょう。②ブラシ(使い古しの歯ブラシでもOK)
細かいすき間やフィルター掃除に便利。③タオル、雑巾など
汚れを拭き取ったり、水が垂れないように敷いたりするのに使います。STEP2.洗濯槽の掃除
洗濯槽の掃除には、市販のクリーナーを使うのがもっと簡単で確実です。
洗濯槽用クリーナーには「塩素系」と「酸素系」の2種類があります。
◉塩素系
・特にカビ汚れに強く、汚れをしっかり落としたい方に最適
・塩素特有の刺激臭を感じることがあるので注意◉酸素系
・刺激が少ないため、小さいお子さんがいる家庭にも安心
・塩素系よりも洗浄力は劣る
・つけ置きが推奨されるため、洗浄に時間がかかるどちらを使用する際も、パッケージに書いてある注意事項や使用方法をよく読んでから使いましょう。
洗濯槽は、カビや雑菌が繁殖しやすい場所です。洗濯物の清潔さにも大きく影響を与えるので、いつでもきれいにしておきたいパーツですね!
STEP3.洗剤投入口の掃除
洗剤や柔軟剤を入れる投入口は、意外とカビやぬめりが溜まりやすい場所です。
取り外せるタイプであれば一度外し、しっかり洗いましょう。
こびりついた洗剤は、お湯を使ってスポンジでこすると落ちやすいです。
歯ブラシを使えば、細い溝や隅にこびりついた汚れも落としやすくなります。
STEP4.フィルター掃除
糸くずフィルターや排水フィルターは、定期的に取り外して水洗いしましょう。
糸くずフィルターは洗濯槽の中に、排水フィルターはドラム式洗濯機の本体下部にあります。
また、乾燥機能付きの洗濯機を使っている場合は、乾燥フィルターの掃除も忘れずに行いましょう。
特に、排水フィルターは汚れを放置すると排水不良を引き起こし、故障につながる可能性があります。
取り外す際には、下に雑巾を敷くか洗面器などで受けると、水が垂れても安心です。
歯ブラシなどの小さなブラシを使い、溜まったホコリや汚れをきれいに落としましょう。
STEP5.本体・外側の掃除
最後に、本体を拭き掃除しましょう。
雑巾などを使って軽く拭くだけでも見た目が清潔になり、毎日の洗濯も気持ちよく行えるようになります。
蓋や本体外側はもちろん、槽の上部はホコリが溜まりやすい場所。
溝部分は、歯ブラシなど小さめのブラシで掃除するのが簡単でおすすめです。
掃除を楽にする3つのコツ・ポイント
洗濯機の徹底掃除をしょっちゅうやるのは大変!
少しでも楽にする方法はない?
そんなふうに感じた方もいらっしゃるでしょう。
実は、いくつかのポイントを押さえることで、作業の負担を減らすことは可能です。
掃除をラクにするためのコツを3つご紹介します。
1.月1回を目安に掃除を行う
洗濯槽の大掃除は、月1回を目安に行いましょう。
定期的に掃除していれば汚れが溜まりにくく、毎回の作業も短時間で済みます。
ただし、最適な頻度は家族の人数や洗濯物の汚れ具合によって変わってきます。
最初は月1回から始め、様子を見ながら清潔を保てる頻度を見つけていきましょう。
2.洗剤の使用量を守る
洗剤や柔軟剤の使用量を守ることも、洗濯機の清潔を保つためには重要です。
つい多めに入れてしまいがちですが、過剰な使用は残りカスを増やし、カビやニオイの原因になってしまいます。
パッケージに記載された適量を守るよう心がけましょう。
3.専用の掃除道具を使用する
効率よく掃除するには、専用の道具を取り入れるのも効果的!
排水フィルターや乾燥フィルター用の専用ブラシが売られていますので、フィルター掃除が手間だと感じる方は一度使ってみるといいかもしれません。
おすすめの商品を2点紹介します。
①コジット「ホコリごっそり洗濯機乾燥フィルター職人」
コジット「ホコリごっそり洗濯機乾燥フィルター職人」 ②サンコー「ドラム式洗濯機用 ブラシ」
サンコー「ドラム式洗濯機用 ブラシ」 【掃除後】洗濯機をきれいに長持ちさせる3つの工夫
掃除が終わったら満足して、そのまま放置するのはNG!
その後もできるだけ清潔な状態を維持したいですよね。
それなら、以下のように日常的な工夫を取り入れてみましょう。
どれも簡単に取り入れられますので、ぜひ試してみてください!
1.洗濯後は蓋を開けて乾燥させる
洗濯直後は、まだ洗濯槽に水分が残っている状態です。
蓋は開けたままにして、しっかりと乾かしましょう。
湿気がこもらなければ、カビの繁殖を防げます。
2.洗濯後は軽く拭き掃除をする
洗濯が終わったら、ペーパータオルやクロスなどで軽く拭き掃除をしておくのも非常に効果的です。
洗剤の投入口や本体に残った洗剤やホコリ、水滴をサッと拭くだけでOK。
少し面倒に感じるかもしれませんが、このひと手間で徹底掃除の負担をグッと減らせるはずです。
3.すぐ手の届く場所に掃除道具をスタンバイさせておく
掃除道具をすぐ手に取れる場所に置いておくと、思い立ったときにすぐ掃除ができて便利です。
「置き場所がない!」と思った方は、これを機にランドリー周りの収納を見直してみるのもおすすめ。
たとえば、ダイドー「ワンステッププルダウン」のようにワンタッチで取り出せる収納アイテムを活用すれば、掃除道具や洗剤をすっきりまとめられ、日常の掃除習慣がぐっと楽になります。
また、ランドリー収納の詳しいアイデアは、「ランドリー収納に困った時はコレ!洗濯用品もバス用品もスッキリ片付くアイデア特集」の記事も参考にしてみてください。
【まとめ】洗濯機の掃除は毎日の小さな工夫としっかり洗いで清潔に
洗濯機の掃除は、洗濯槽だけでなく投入口・フィルター・外側まで丸ごと行うことが大切です。正しいやり方で定期的に掃除すれば、汚れやニオイを防ぎ、家族の健康も守れますよ。
日常のちょっとした工夫や収納アイテムを取り入れることで、掃除のハードルはぐっと下がります。清潔な洗濯機を保ち、毎日の洗濯をもっと快適にしていきましょう!