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    えみりぃ

    10歳、8歳、2歳を育児中の3児ママライター。
    大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
    ママの視点から、暮らしのヒントになる
    整理収納術・空間活用術をお伝えします。


    2025/09/01


    日用品収納のコツ完全ガイド|散らかる原因からおしゃれな収納術まで徹底解説


    部屋がごちゃごちゃして見える

    片づけても、すぐに散らかってしまう……

    その原因は、日用品の収納方法にあるかもしれません。

    ティッシュ、洗剤、文房具など、日用品はとにかく種類が多く、しかも生活感が出やすいアイテムばかり。

    きちんと片づけたつもりでも、「収納の仕組み」が整っていないと、あっという間にテーブルや棚の上に物が増えてしまいます。

    この記事では、生活感を隠してスッキリとした部屋を保つための収納アイデアや、家族も自然に片づけられる収納のコツをご紹介します。

    日用品の収納は仕組みづくりがカギ!コツを抑えてスッキリ片づいた部屋を目指しましょう!



    日用品がごちゃつきがちな4つの理由

    日用品がごちゃつきがちな理由

    ちゃんと片づけているつもりなのに、なぜか部屋が散らかっている…

    それは「日用品」の収納に原因がある場合がほとんどです。

    ここでは、日用品がごちゃつきがちな理由を整理してみましょう



    1)毎日使うから、つい出しっぱなしに


    日用品は使用頻度が高いものが多く、「とりあえず置いておく」が習慣になりがちです。

    たとえばハンドクリームやリモコン、ペンなど、「またすぐ使うから」と思って戻さず、テーブルやカウンターの上に置きっぱなしにしてしまう…

    これが積み重なると、部屋全体に生活感があふれてしまいます。



    2)ストックが多くて、収納が追いつかない


    トイレットペーパー、洗剤、キッチン用品など、日用品の中には「かさばるストック」が多く存在します。

    安売りのタイミングでまとめ買いをすると、収納スペースが足りなくなり、結局部屋や廊下の隅に置きっぱなし…という状態に。

    生活感が強く出てしまい、スッキリした印象からは遠ざかってしまいます。



    3)インテリアを邪魔する見た目の雑多さ


    日用品はサイズや形、色がバラバラで、どうしても統一感が出にくいもの。

    カラフルなパッケージや異なるデザインの容器が並ぶと、それだけで空間が雑多に見えてしまいます。

    SNSなどで見る「スッキリした部屋」とのギャップを感じてしまう人も多いでしょう。



    4)収納について家族と共有できていない


    収納について、家族としっかり話し合いをしたことはありますか?

    「家族もわかってくれているはず」と思い込み、収納ルールを自分の中だけで完結させてしまっている人も多いのではないでしょうか。

    その結果、家族は「どこにしまえばいいかわからない」と感じ、出したまま放置してしまうこともよくある話です。

    家族が片づけてくれない……と悩んでいる人は、ルールの共有ができているかもう一度確認してみましょう!



    もう散らからない!日用品収納の考え方と基本ルール4選

    もう散らからない!日用品収納の考え方と基本ルール

    収納を成功させるには「使いやすく戻しやすい仕組み」を作ることが欠かせません!

    やみくもに片づけるのではなく、日用品の特性や家族の生活パターンに合わせたルール作りがポイントです。



    1)使ったら戻す、を無理なく習慣化する「定位置決め」


    収納の基本は「物の定位置を決める」こと。

    定位置が決まっていれば、迷子になることがなく、使ったあとすぐに戻す習慣がつきます。

    片づけるのが面倒と感じないよう、「しまいやすい収納」を工夫しましょう。



    2)家族と共有できる収納ルールを作る


    収納は「家族みんながわかる形」にすることが大切です。

    ラベリングは特に効果的で、子どもでもどこに片づければいいのか一目でわかります。

    そしてルールをつくったら、それを家族で共有することを忘れないようにしましょう。



    3)「隠す」と「見せる」を使い分ける


    毎日使うものは、取りやすく見える場所に置く「見せる収納」、使用頻度の低いものは扉や引き出しの中にしまう「隠す収納」に分けるのがおすすめです。

    見せる収納は、カゴを活用すると出しっぱなしでも雑多に見えません。

    また、ボックスなどに収納する場合は、種類を統一すると整って見えます。



    4)ストックを置きすぎない


    ストック品は「今使っている分+1~2個」あれば十分。

    安いからといって買いすぎると、収納スペースを圧迫し、管理が難しくなります。

    もちろん、ストック品もしっかりと整理し、在庫を常に確認できるようにしておきましょう!



    【場所別】おすすめ収納アイデア

    【場所別】おすすめ収納アイデア

    日用品は置く場所によって使い方も散らかり方も異なります。

    【洗面所】【キッチン】【リビング】など、エリアごとの特性に合わせた収納方法をご紹介します。



    洗面所|浮かせる収納でスッキリ&清潔


    洗面所は歯ブラシやコップ、洗顔料など、濡れやすいアイテムが多い場所。

    毎日使うものはマグネットやフックを活用した「浮かせる収納」にすると、水はけが良く、掃除もしやすくなります。

    ストック品は、洗面台下の棚や引き出しで隠しつつ管理するのがおすすめ。

    「洗面所の収納」「浮かせる収納」については、以下の2記事も参考にしてみてください!



    キッチン|「ワンアクション収納」がカギ


    キッチン収納では、取り出しやすさと戻しやすさを両立させることが重要です。

    調理器具や調味料は、使う場所のすぐ近くに置き、できるだけワンアクションで取り出せるようにしましょう。

    ダイドーの「クイックボックス」のように、後付けの棚を活用するのもおすすめです。



    リビング|生活感ゼロの「隠す収納」術


    リビングは家族全員が長く過ごすため、物が散らかりやすい場所。

    日用品専用の棚をひとつ設けると、普段よく使うものが1箇所に集まるので生活感を隠しやすくなります。

    カゴを活用した収納も、おしゃれに見えるためおすすめ。

    たとえば「リモコンはサイドテーブル上のカゴにまとめて入れる」と決めておくと、スッキリして見えるうえに物が迷子になりません。

    家族とルールを共有し、家族の意見も取り入れながら収納をつくっていきましょう



    主婦&プロも愛用!おすすめ収納アイテム

    主婦&プロも愛用!おすすめ収納アイテム

    収納をラクに、そしておしゃれに見せるためには、アイテム選びも重要です。

    ここでは、実際に主婦や収納のプロも愛用している、おすすめ収納グッズをご紹介します。



    ニトリ:Nインボックス


    ニトリ:Nインボックス
    引用:NITORI公式サイト

    ニトリのNインボックスは、サイズ展開が豊富で、使う場所や用途に合わせて選びやすい収納ボックスです。

    規格が統一されているため、複数並べたり重ねたりしてもぴったりと収まり、見た目にもすっきりします。

    我が家のリビングにある造作棚でも、Nインボックスを並べて愛用中!(1・2・4段目がNインボックス)サイズ違いで使えて便利です!

    ニトリ:Nインボックス



    山崎実業:towerシリーズ


    山崎実業:towerシリーズ
     引用:山崎実用tower公式サイト

    収納のプロにも愛用者が多い山崎実業のtowerシリーズです。

    壁や扉、マグネットを活用した「浮かせる収納」が得意なアイテムがそろっています。

    キッチンや洗面所など水回りで使える商品も多く、限られたスペースを有効に活用できるのが魅力です。

    我が家では、冷蔵庫にラップホルダーを取り付けています。使いたいときにサッと手に取れる場所に配置できるので、時短にも◎

    山崎実業:towerシリーズ



    ダイソー:セクションケース


    ダイソー:セクションケース
    引用:ダイソー公式サイト

    100円ショップにも、便利な収納用品が多数そろっています。

    ダイソーのセクションケースは仕切り板の位置を自由に付け替えられるため、収納したい物のサイズにぴったり合わせられます。

    文房具や化粧品などの小物整理に便利で、引き出し内の仕分けにも重宝します。



    無印良品:ラタンバスケット


    無印良品:ラタンバスケット
    引用:無印良品公式サイト

    シンプルでおしゃれな収納を目指す人におすすめなのが、無印良品の収納用品です。

    ラタンバスケットは、重ねて収納できるほか、生活感の出やすい日用品を入れるだけでおしゃれに見える優れものです。

    同シリーズでサイズ展開があるため、揃えて使えば統一感のあるインテリアを演出できますよ!



    まとめ|「きちんと感」は、収納の仕組みでつくれる

    まとめ|「きちんと感」は、収納の仕組みでつくれる

    日用品収納で目指すべきポイントは「スッキリして見える」「出す・戻すがラク」「家族も使いやすい」の3つ。

    収納が整うと片づけのストレスから解放され、心にも余裕が生まれます。

    とはいえ、家中すべての収納を一気に変えるのは難しいので、気になる部分から少しずつチャレンジしていきましょう。

    まずは1つだけでもOK!家族と相談しながら、楽しく収納を工夫してみてくださいね!


ダイドーの空間収納はこちら
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