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えみりぃ
8歳、6歳、0歳を育児中の3児ママライター。
大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
ママの視点から、暮らしのヒントになる
整理収納術・空間活用術をお伝えします。
2025/02/04
アイデア満載!ランドセルをスッキリ収納するためのポイントを解説
ランドセルの収納場所がなくて困っている…
子どもが自主的に片づけてくれるランドセル置き場を作りたい!
子どもが小学生になると、ほぼ毎日使うランドセル。
使う頻度が高いだけに、収納は重要です。
定位置が決まっていないと、玄関やリビングの床に放置されてしまう可能性も…
この記事では、ランドセルを使いやすく、スッキリ収納するためのポイントを紹介します。
ランドセルの収納でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください!
ランドセルの収納にはどれくらいのスペースが必要?
ランドセルは、幼稚園や保育園の通園バッグと比べるとかなり大きいため、その分広い収納スペースが必要になります。
また、持ち物に関しても園と学校では大きく異なります。
まずは必要なスペースをイメージするため、ランドセルの大きさや、ランドセルの近くに置いておくべき持ち物を確認しましょう。
ランドセルの大きさ
ランドセルの外寸はメーカーやモデルによって異なりますが、一般的には次のようになっています。
====================
(高さ)約34cm×(幅)約26cm×(厚み)約20cm
====================これに加え、肩ベルトがついていることも考慮しましょう。
重さは、素材によって差はありますが、ランドセルのみでおおよそ1.3kg。
教科書など中身を入れると4~6kg程度になるといわれています。
かなり重さがあるため、不安定な場所に置いたり強度の弱いフックなどに掛けたりするのは避けた方がいいでしょう。
ランドセルの近くに置いておくべきもの
ランドセルの近くに、毎日学校に持っていくものをまとめて置いておくと、朝の準備がはかどります。
====================
・教科書
・タブレット
・身じたく用品(ハンカチ・ティッシュ・名札・通学帽子など)
・手提げバッグ(体操服・上靴・給食エプロンなど)
====================ランドセルの収納を考える際には、上記のものを一緒に置けるように工夫すると、グッと使いやすさがアップしますよ。
ランドセル収納で意識したいポイント
次に、ランドセル収納においてぜひ意識したいポイントを2つご紹介します。
これらのポイントを意識するかしないかで、使い勝手が大きく変わります。
ぜひチェックして収納に取り入れてみてください!
高すぎない位置にする
ランドセルを収納する位置は、子どもの身長を考えて高すぎない位置にしましょう。
中身の入ったランドセルはかなり重くなりますので、位置が高いとしまうのが大変です。
子どもの胸の位置より下にする、というのを目安にするといいでしょう。
ぜひお子さんと一緒に、使い勝手の良い高さを考えてみてくださいね。
低学年のうちは親子で使いやすい場所にする
低学年のうちは、リビングなど親がよくいる場所の近くにランドセルの収納場所を設置するのがおすすめです。
親が学校からの手紙や持ち物のチェックをすることも多いからです。
リビングや、リビングと一続きになっているスペースなどを利用してみてはいかがでしょうか。
玄関に収納場所をつくろうかと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
玄関は、一時置き場としてはOKですが、宿題をするときなどは中身を持ち運ぶ必要があります。
そのため、定位置としてはあまり向いていないといえます。
また、子ども部屋に学習机がある場合は、そこにランドセル置き場をつくる人が多いでしょう。
子どもが自分で宿題や学校の準備ができる場合は、それでもOKです。
しかし、リビング学習をするご家庭であれば、リビングにランドセルを置いておいた方が効率的でしょう。
ランドセルの収納方法は3種類
ランドセルは「掛ける」「置く」「入れる」の3つの方法で収納できます。
それぞれの収納方法や特徴、メリット・デメリットをみていきましょう。
掛ける収納の特徴
ランドセルにはループがついており、フックなどに掛けて収納することが可能です。
=====メリット========
・省スペースで収納できる
・ランドセルが型崩れしにくい
=========================デメリット=======
・重さがあるため場所を選ぶ
====================壁につけたフックでは、負担が大きい可能性があるため注意が必要です。
また、低学年の子どもにとっては「掛ける」という動作が難しい場合もあるので、合わせて考慮しましょう。
置く収納の特徴
小学校では、ランドセルを棚に置いて収納することが多いです。
=====メリット========
・動作がラク
・1年生でもすぐにできる
=========================デメリット=======
・収納に場所をとる
・横置きすると肩ベルトの型崩れにつながる
====================元気な男の子の場合、重たいランドセルを勢いよく置くことが多いため、棚が破壊されたという声も聞いたことがあります(笑)
入れる収納の特徴
カゴやケースなどに「入れる」という収納方法もあります。=====メリット========
・見た目がスッキリする
・インテリアの邪魔にならない
=========================デメリット=======
・出し入れの動作が面倒
・面倒くさがりなお子さんの場合、出しっぱなしになる可能性がある
====================また、カゴやケースの位置をしっかり固定しておかないと、定位置が定まらないため使いにくくなってしまうでしょう。
アイデアが広がる!ランドセル収納におすすめの家具・グッズ
1)無印良品 スチールパイプワゴンラック
引用:無印良品 無印良品の「スチールパイプワゴンラック」は、ランドセルを置くのにピッタリの大きさです。
一番上の段にランドセル、下の段に身じたく用品や教科書を置くことで、ランドセルラックとして活用できます。
キャスター付きで、移動や掃除も楽ちんです。
パイプにフックをつければ、手提げなども掛けられるので、学校の持ち物をまとめて管理可能。
兄弟がいても、1人1台で管理しやすいでしょう。
2)ニトリ 連結できるNカラボ ワイド
引用:ニトリ 高さを2段・3段から選べる、シンプルなカラーボックス。
棚板の追加や高さ調節が可能なので、持ち物に合わせてアレンジ自在です。
落ち着いた色合いで、小学校を卒業しランドセル収納として使わなくなっても、本棚や小物置き場など幅広い用途で使えます。
こちらの商品は連結できるので、兄弟の分を並べて使えるのも魅力です。
3)ダイソー 横ブレしにくいツインフック
引用:ダイソー フックに手提げなどを掛ける場合は、横ブレしにくいものを選ぶことで使い勝手が向上します。
ツインフックは2本のワイヤーで固定されるため、掛け外しのストレスが軽減されます。
ただし、フックを使用する際は、耐荷重量に十分注意しましょう。
こちらの商品は耐荷重量が3kgとなっているため、教科書などが入っていない空のランドセル掛けとして向いています。
ほかには手提げなど、ランドセル周りの小物整理に使用するのがおすすめです。
ランドセル収納のアイデア~わが家の実例~
小学生の子どもがいる我が家のランドセル収納を紹介します。
わが家では上記の写真のように、リビングにある造り付けの棚をランドセル置き場にしています。
子どもが無理なく使えるように、ランドセルは低い位置に置き、その上の段で小物類を管理しています。
ちなみに、置いてあるのは以下のものです。
====================
・ミニタオル(手を拭くためのもの)
・ポケットティッシュ
・給食ナフキン
・ナフキンを入れる巾着
・マスク
・移動ポケット
・名札
・ランドセルの雨カバー
・手提げバッグ(週末に持ち帰る体操服・給食エプロン・上靴を入れる)
====================学校の持ち物はすべてこの棚で管理することで、子どもが準備しやすいですし、忘れ物も防げます。
我が家はまだ子ども部屋をつくっておらず、リビング学習なので、すぐそこにランドセル置き場があるのは非常に使い勝手が良いです。
このように造作棚をランドセル置き場にすれば、新しくラックや棚を置かなくていいのでスッキリした部屋を維持できますよ。
ぜひ、お家の空間をうまく利用したランドセル収納を考えてみてくださいね!
まとめ
ランドセルの収納は、ライフスタイルや子どもの性格などを考慮して決めていきましょう。
一度つくったらそれで終わりではなく、子どもの成長にあわせて改善していくことも大切です。
使い勝手の良いランドセル収納ができれば、子どもが自分で持ち物を管理できるようになりますよ。
子どもの自立心を育むと同時に、親もラクになって一石二鳥!
ぜひ、本記事を参考に、親子で使いやすい収納を考えてみてください。