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えみりぃ
8歳、6歳、0歳を育児中の3児ママライター。
大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
ママの視点から、暮らしのヒントになる
整理収納術・空間活用術をお伝えします。
2024/12/02
【実例あり】掃除道具をスッキリ収納!時短につながるテクニックも
部屋に掃除道具があると、生活感が出てしまう
掃除ブラシを衛生的に収納したい
もっと掃除の時間を短縮したい
掃除道具はアイテムによって大きさや形がバラバラなため、収納方法に困っているという方は多いのではないでしょうか?
実は、掃除道具の収納には押さえておくべきポイントがあります。
これらのポイントを意識すれば、誰でも簡単にスッキリ収納が叶いますよ。
道具の収納を見直すことで掃除しやすくなり、清潔な部屋の維持につながることも。
具体的な収納アイデアや掃除時間の短縮につながる収納テクニックもご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください!
掃除道具の収納で意識すべき2つのポイント
掃除道具の収納を考える際は、以下の2つを意識しましょう。
====================
1)スッキリ清潔であること
2)すぐに掃除を始められること
====================掃除道具は、家の中でももっとも生活感が出てしまうアイテムの一つ。
うまく隠しながら収納することで、お部屋がスッキリして見えます。
また、汚れを拭き取るクロスや濡らして使うスポンジなどは、衛生面にも気を付けたいところです。
ただし、どんなに見た目がスッキリしていても、しまい込みすぎて取り出しにくければ掃除へのハードルが上がってしまいますよね。
「すぐに掃除を始められる」という点も意識して収納するようにしましょう。
生活感を出さない!スッキリ清潔な収納方法
掃除道具はそのまま出しっぱなしにするのではなく、ひと工夫することでうまく隠しながら収納しましょう。
見た目がスッキリするだけでなく、他のものと分けることで衛生面でも安心です。
ここでは、すぐに使える具体的なアイデアを3つご紹介します。
1.扉の内側にかける
厚みがあまりないものは、扉の内側にフックをかけて吊るすことができます。
たとえば、お風呂掃除に使う目地ブラシを洗面台の扉の内側に吊るしたり、玄関掃除に使うほうきを靴箱の内側に吊るしたり。
フックは、いかのようにたくさんの種類があります。
====================
・S字
・マグネット
・吸盤
・石膏ボード用
====================かける場所やものの重さに応じて使い分けましょう。
2.カゴにまとめる
そのままだと生活感が出てしまいがちな掃除道具も、カゴに入れておくことでおしゃれに見えます。
上からお気に入りのクロスなどをかぶせれば、さらに見た目が良くなりますし、埃もかぶりにくくなりますよ。
カゴは100円ショップや雑貨屋、ホームセンターなどで売られていますので、ぜひお好みのものを探してみてくださいね!
以下におすすめの商品を3点ご紹介します。
①無印良品 ウォーターヒヤシンス 持ち手付 オーバル バスケット 小
(引用:無印良品)
シンプルながらも洗練されたデザインで、部屋にさりげなく置いておくだけで絵になります。
持ち手がついているので、持ち運びしやすいのも魅力です。
②ニトリ 洗えるリサイクルPPバスケット
(引用:ニトリ)
水で丸洗いできるので、汚れやすい掃除道具入れにピッタリ。
落ち着いた色合いとデザインで、どんなインテリアにも合わせやすいです。
③ニトリ ワイヤーバスケット フィロー2 ワイドテーパー
(引用:ニトリ)
丈夫なスチールワイヤー製なので、洗剤など重さのあるものを入れても安心です。
ハンディモップなど、少し長さのある掃除道具が入る大きさなのもうれしいポイント。
3.濡れた道具はお風呂場に吊るす
ブラシやスポンジなど濡らして使うものは、そのまま収納してしまうと雑菌が繁殖したりカビが生えたりして不衛生です。
しっかり洗った後、お風呂場に吊るしておくことが大切です。
浴室乾燥機能があれば、カラッと乾かすことができるのでさらに衛生的になります。
乾いた後のブラシやスポンジは、別の収納場所に移動させてもいいですし、そのままお風呂場を収納場所にしてもいいですね。
我が家では、お風呂場を掃除ブラシ・スポンジ・クロスの乾燥場所&収納場所にしていますよ!
時短につながる!動線を意識した収納方法
効率よく掃除するためには、「動線」を考えることが大切。
道具の収納を考える際にも動線を意識することで、さらに時短につながります。
以下の3つのポイントを意識しましょう。
1.掃除を始める場所に置く
掃除をするとき、だいたいいつも決まった場所から始めるという方は多いのではないでしょうか?
掃除の始点に道具を置いておくことで、掃除道具を取りに行く手間が省け、時短になります。
特に、ハンディモップやシートモップなど、部屋をぐるっと一周して使うものは手に取ってすぐに掃除を始められるようにすることで、掃除へのハードルが下がるでしょう。
2.水道の近くに置く
クロスやスポンジなど、濡らして使うものは水道の近くに置いておくのがおすすめです。
掃除を始めよう!と思ったときに、わざわざ濡らしにいく手間が省けます。
水道の近くに干す場所を作っておけば、掃除終了後もスムーズに片付けができますよ!
先ほどご紹介した「お風呂場に吊るす」方法は、すぐそばに水道がありますし、生活感を出さずに収納することも可能です。
ぜひ試してみてください!
3.電源のある場所に置く
掃除機など、電気を使うものは電源の近くに置いておくといいでしょう。
電源のある場所に運ぶ手間をなくすことで、時短につながります。
掃除機は掃除道具の中でもとくに大きくて場所を取るので、電源の近くに専用のスペースを作るのがおすすめです。
ハンディタイプの掃除機であれば、幅が狭いスペースでも収納できます。
クローゼットの中や家具の隙間など、うまく収納できそうな場所がないか探してみてください!
道具の見直しでラクラク!掃除へのハードルを下げるテクニック
掃除道具の収納は、掃除のしやすさにも関係しています。
掃除の準備に時間がかかってしまうと、それだけで掃除へのハードルが上がってしまいますよね。
「すぐに掃除を始められる」状態にしておくことが、掃除をラクにするコツです。
ここでは、具体的なアイデアを3つご紹介します。
1.一緒に使う道具はまとめておく
掃除のハードルを下げるためには、「一緒に使う道具は一緒に置いておく」のが鉄則。
ブラシはここ、スポンジはあっち、洗剤はこっち……と、掃除道具が何ヶ所にも分けて置いてあると、掃除を始める前に道具を集める時間が必要になります。
なんだか面倒だな……と感じると、掃除へのやる気もダウンしてしまいます。
いつも一緒に使う道具は、カゴなどにまとめて入れておき、思い立ったらすぐに掃除を始められるようにしましょう!
2.アイテムを複数個用意する
掃除へのハードルを下げる方法として、同じ道具を複数個用意し、場所で使い分けるのも有効です。
たとえば、1階と2階で同じ掃除ブラシを使っているとします。
そのブラシを1階に置いているとしたら、2階を掃除するときはわざわざ1階まで取りに行かなければなりませんよね。
そのひと手間を面倒に感じ、掃除の頻度が下がってしまうかもしれません。
ブラシを2個買って、それぞれの掃除場所に置いておく方が掃除のハードルが下がり、こまめに掃除できるようになりますよ!
3.ポケット付きのエプロンを使う
最後にご紹介するのは、大きなポケット付きのエプロンを使うというアイデアです。
掃除を行う際には、クロス、スポンジ、ブラシ、洗剤……と複数の道具を使うことがあります。
しかし、全部を手に持って掃除するのは無理ですよね…
エプロンのポケットに道具を入れておけば、手元にすべての道具が揃うので、使いたい道具をすぐに手に取ることができます。脚立などを使って高い場所を掃除するときも、いちいち脚立から降りて道具を持ちかえる手間がかかりません。
また、エプロンは道具の保管場所としても優秀です。
我が家では、クロス・スプレー洗剤・ブラシをポケットに入れて、壁にかけてあります。
エプロンを着けることで、掃除スイッチが入るきっかけにもなりますよ!
まとめ
掃除道具を収納するときに意識したいポイントは「スッキリ清潔」と「使いやすさ」です。
もしも今収納に困っている掃除道具があれば、ぜひこの記事で紹介した収納方法を使えないか検討してみてください。
今回ご紹介したアイデアをベースに、家の空間に合わせた収納や自分なりの使いやすい収納を工夫してみましょう。
「掃除をするのが面倒だな……」と感じてしまうのは、もしかしたら掃除道具の収納に問題があるのかも。
すぐに掃除が始められる使いやすい収納になっているか、チェックしてみましょう。
道具の収納方法を見直すことで、掃除のしやすさがグッと変わります。
掃除へのハードルを下げることができれば、掃除の回数が増え、我が家がもっと快適な空間になりますよ。
収納を見直して少しでも掃除へのストレスをなくし、心もお部屋もスッキリとさせてくださいね!