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		  えみりぃ 10歳、8歳、2歳を育児中の3児ママライター。 
 大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
 ママの視点から、暮らしのヒントになる
 整理収納術・空間活用術をお伝えします。
 2024/11/01
 
 【保存版】簡単3ステップで衣替え!収納方法&便利グッズも徹底解説
 衣替えした服の収納方法が知りたい 忙しくて、衣替えに時間をかけられない 衣替えした服をキレイに収納できるグッズが知りたい 衣替えをしたいけど、服が多すぎてどこに服があるのかわからない、今着たいものがすぐに取り出せないなど、収納方法に悩んでいませんか? 実は、正しい衣替えの方法を知れば、限られたスペースを有効活用してキレイに服を収納できるようになります。 実際に、小学生と幼児がいる我が家の衣替えについても写真付きで解説しているので、小さな子供がいる家庭でも取り入れられますよ。 衣替えに必要なグッズや、アイテムや服の素材にあわせた収納方法も紹介するので、ぜひ実践してみてください。 家族みんなの衣替えに役立てせてくださいね! 衣替えを行うタイミングは年に2回 衣替えのタイミングは、一般的には6月と10月に行うことが多いです。 具体的には、6月に夏物、10月に冬物の衣替えをします。 しかし地域や気候によってベストなタイミングは異なるため、柔軟に対応してくださいね。 衣替えを行うときは、地域の最高気温を目安にするといいでしょう。 具体的には、次のようなタイミングで考えるのがおすすめです。 
 ⚫︎最高気温が20度を超えるとき日中の最高気温が20度を上回ると、薄手の服が必要になる時期です。 特に春から夏にかけては、このタイミングを目安に夏物の準備を進めましょう。 ⚫︎最高気温が20度を下回るとき 最高気温が20度を下回ると、肌寒さを感じる日が増え、ジャケットや厚手の服が必要になります。 このタイミングで冬物の衣替えを行うのが理想的です。 衣替えのタイミングは、地域や生活スタイルに合わせて調整することが大切です。 季節の変わり目を快適に過ごせるよう、柔軟に衣替えを進めていきましょう。 衣替えに必要なグッズをそろえよう 衣替えを始める前に、まずは必要なグッズをそろえましょう。 具体的には「収納ケース」「防虫剤」「乾燥剤」の3つが必要です。 それぞれの解説とおすすめ商品を紹介します! 収納ケース
 収納ケースは主にプラスチック製と布製の2種類があり、場所によって使い分けるのがおすすめです。 クローゼットには、積み重ねて省スペースに収納できるプラスチックケースを使いましょう。 ◯ニトリ「組合せ可能な収納ケース」 (画像引用:ニトリネット) ニトリの「組合せ可能な収納ケース」はサイズが9種類あり、収納スペースに合わせて選べます。 幅違いでも自由に積み重ねできるため、理想の収納空間をつくれますよ。 引出しは上下どちらからでも引き出せるようになっており、服が取り出しやすいのもポイントです。 キャスターを取り付けられるので、収納ケースが重くなっても簡単に移動できますよ。 また、クローゼットや押入れの高い場所に収納するなら、軽くて取り出しやすい布製のケースを使うのがおすすめです。 ◯ニトリ「透明窓付き 衣類収納ボックス」 (画像引用:ニトリネット) ニトリの「透明窓付き 衣類収納ボックス」の特徴は、中身が見やすいこと。 クローゼットや押入れの高い場所に収納しても、すぐに中身がわかるので便利です。 ボックスの中が4つに仕切られていて、たっぷり収納できるのもメリットです。 収納ケースは、子どもを含めて家族一人ずつ分けるようにしましょう。 家族ごとに収納ケースを分けると、整理整頓がしやすく、取り出しやすいなどのメリットがあります。 また収納ケースにはラベルを貼って中身をメモしておくと、衣類を探しやすくなるのでおすすめです。 それぞれの解説とおすすめ商品を紹介します! 防虫剤
 クローゼット内の害虫対策として、防虫剤は必須アイテムです。 「お気に入りの服が虫に食われてしまった」と悲しい思いをしないよう、収納ケースには必ず防虫剤を入れておきましょう。 ◯エステー「ムシューダ」  (画像引用:Amazon) 防虫剤の「ムシューダ」を使えば、収納空間にダニを寄せ付けにくくなります。 防カビ剤も配合しているので、大切な衣類をカビから守るのにも役立つでしょう。 無臭タイプで衣類にニオイがつかないため使いやすく、取り出した服をすぐに着ることもできます。 有効期間は約1年で、「とりかえサイン」がついていて交換時期がわかりやすいのも特徴です。 「ムシューダ」は引き出しや収納ケース用だけでなく、クローゼットに吊るすタイプもあります。 収納場所に合わせて、使いやすい防虫剤を選ぶのがおすすめです。 乾燥剤
 クローゼットや押入れの湿気を取り除くため、乾燥剤も重要です。 乾燥剤を使うことで、カビの発生を防ぐことができます。 ◯エステー「ドライペット」  (画像引用:Amazon) 「ドライペット」はシートタイプの乾燥剤で、衣類収納の邪魔にならないのが特徴です。 湿気を吸うと薬剤がゼリー状になるため、交換時期もすぐにわかります。 衣類を収納するときには、防虫剤と乾燥剤をセットで使うようにしましょう。 かんたん効率的に衣替えを行う3ステップ 衣替えを効率的に行うには、「処分」→「洗濯」→「収納」の3ステップで進めるのがポイントです。 季節ごとの衣類を整理して不要なものを処分し、適切に収納することで、スムーズに衣替えを行いましょう。 それぞれのステップについて、順番に解説します。 STEP1:不要な服を処分する
 まずはじめに、不要な服を処分しましょう。 衣替えは、次のシーズンには着れない服を整理する良い機会です。 ここでは服を処分する具体的な基準を紹介します。 ⚫︎これから出す服の処分基準 
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 ・前シーズンで一度も着ていない
 ・自分の好みではなくなった
 ・流行が過ぎて着たいと思わない
 ・似たようなアイテムが多い
 ・サイズが合わない(特に子供服)
 ====================⚫︎これからしまう服の処分基準 
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 ・結局一度も着なかった
 ・コーディネートしにくくてなかなか着れなかった
 ・汚れが目立つ
 ====================⚫︎共通の基準 
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 ・最後に着た時期を思い出して判断する
 ・服への愛着があるかどうか
 ・保管スペースを意識し、収納ケースに入る分だけに絞る
 ====================服を処分するなら、フリマアプリや寄付などを活用して再利用する方法もあります。 すべての服を収納するのではなく、まずは不要なものを手放すことが大切です。 不要な服を処分すれば収納スペースが広がって、衣替えをよりスムーズに進められますよ。 STEP2:洗濯orクリーニングで洗う
 服を収納する前に「しまい洗い」をすることが重要です。 「しまい洗い」の目的は、収納する前にしっかりと汚れを落として、黄ばみや匂いの発生を防ぐこと。 服には目に見えないシミや、汗などの皮脂汚れが残っている可能性があります。 そのまま収納すると、次に着るときに不快なニオイやシミの原因になります。 自宅の洗濯で落としきれない汚れがある場合は、クリーニングを活用しましょう。 クリーニングには費用がかかるため、自宅では洗濯できないもの、大事な服や高価なコートなどに絞るのもおすすめです。 お気に入りの服を長く着るためにも、適切なメンテナンスを心がけましょう。 STEP3:服を入れ替える
 最後に、季節に合わせて服を入れ替えましょう。 今すぐ着たい服を取り出しやすいよう、手前に配置することがポイントです。 服はたたんで立てて収納する方法が一般的で、スペースを有効活用できます。 ベビー服や子供服も、基本的にすべてたたんで収納してOKです。 ただし、一部の服はたたまずに収納した方がよいものもあります。 アイテムや服の素材によって、収納方法を使い分けるようにしましょう。 アイテムや素材によって収納方法を分けよう 衣替えした服の収納方法は「たたむ」と「吊るす」の主に2つです。 アイテムや素材に応じた適切な方法を選ぶことで、服を長持ちさせることができます。 コート・ワンピース
 コートやワンピースは、吊るして収納するのがおすすめです。 コートはたたむと型崩れする可能性があり、ワンピースはプリーツが消えてしまうこともあります。 クリーニングに出した場合は、戻ってきた服にかかっているビニールカバーは必ず外しておきましょう。 ビニールカバーは通気性が悪く、カビが発生しやすくなり、変色やニオイが残るリスクもあります。 シルク素材
 シルク素材の服も吊るして収納しましょう。 たたむと折りジワが目立ち、取れにくくなることもあります。 シルクは摩擦に弱くスレやすい素材なので、他の服と間隔を空けて吊るして収納しましょう。 ニット類
 ニット類はたたんで収納するのが基本です。 ハンガーに吊るすと、素材が伸びてしまうことがあります。 たたんだ際についたシワは、スチームアイロンを使えば簡単に取れるので心配いりません。 ハット
 ハットはストレージボックスなどに入れて収納します。 型崩れを防ぐため、他のものを上に乗せないようにしましょう。 大切なアイテムを長持ちさせるために、一定の収納スペースを確保することがポイントです。 ◯ダイソー「再生プラ配合スクエア収納ボックス 深型」  (画像引用:ダイソーネットストア) ダイソー「再生プラ配合スクエア収納ボックス 深型」は200円で、別売のフタも100円で購入できます。 100均で購入できるグッズを活用して、ハットの型崩れを防いでキレイに収納しましょう。 ブーツ
 ブーツは、購入時の箱を取っておいて収納するのが理想的です。 もし箱がない場合は、似たようなサイズの空箱か、ブーツ用収納ケースを準備しましょう。 ◯Rimikuru「ブーツ収納カバー」  (画像引用:Amazon) 収納カバーは防水性に優れた素材で、ホコリや砂などの汚れからブーツを守ってくれます。 半透明で中身が見やすく、どのブーツが入っているのか一目で確認できるのも特徴です。 ロングとショートタイプの2種類あるので、ブーツの長さに合わせて選ぶのがいいでしょう。 収納するときは新聞紙などを丸めてブーツの中に詰めておくと、型崩れを防げます。 収納カバーの中に、防虫剤や乾燥剤も忘れず入れておきましょう。 子供の服はどうしてる?3児ママのリアルな衣替えを公開! 我が家には小4の娘、小2の息子、1歳の息子の3人の子供がおります。 それぞれの子供の特性を考えた衣替えや、お下がり服の収納方法を、整理収納アドバイザーの視点から解説します。 子供服の収納に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください! 子供の服はお下がりも衣装もすべて収納ケースへ
  我が家では、子供の服は3人分すべてまとめて収納ケースに入れています。 奥行きのある押し入れにフィットするこちらのケースを使用しています。 ◯天馬|フィッツ  (画像引用:Amazon) 他の商品に比べて高めなので初期投資はかかりますが、長年使用していても、たわみなどの劣化がありません。 前枠が頑丈な作りになっているため、開け閉めもスムーズでおすすめです。 こちらのケースに収納しているものは以下のものです。 ==================== 
 ・アウター含む子供3人分のすべての服
 ・小学校の制服や体操着
 ・次男のお下がり服
 ・ハロウィンの衣装などイベントもの
 ・手袋やハンカチなどの小物
 ・旅行先で使用する子供のトラベルグッズ
 ====================我が家は8歳と1歳の年の離れた息子がおりますが、できるだけ長男のお下がりを次男が着れるように取っておいています。 普段着やパジャマ、長男が2年前に卒園した幼稚園の制服や体操服も、次男が2年後に着れるように保管しています。 脱衣所に置いてある下着類を除いて、子供の服に関するものはすべてこの収納ケースの中に納めています。 子供の特性に合わせた収納方法
 我が家の長女は寒がりで、夏が終わると早い時期から長袖を着たがります。 一方、長男は暑がりなので、冬でも半袖半スボンを着ても平気なタイプ。 子供達に合わせていると衣替えが大変なため、半袖も長袖も自分で選べるように、手が届きやすい範囲を広めに作っています。 ふだん着る季節にあった服を入れている場所と、気温や好みによって着る季節外の服を収納している場所の2箇所からそれぞれ選べるようにしています。  子供たちが手に取る服が落ち着いた頃を見計らって、真夏のTシャツと真冬のトレーナーなどを入れ替える方法です。 1歳の次男の服は、基本的に大人が出し入れするので、収納場所は大人が届きやすい上部に設置しています。 おむつも、お風呂上がりにパジャマと一緒にサッと取り出せるように同じ場所に収納しています。  お下がり服は厳選&サイズで分ける
 我が家は長男と次男が6歳離れているため、次男がお下がりを着れる時期は数年先になります。 その間にサイズアウトした長男の服が集まるので、すべての服を保管することはできません。 お下がりとして取っておくかどうかは、以下のポイントを参考に厳選しています。 ==================== 
 ・デザインがおしゃれ
 ・上下のコーディネートが合わせやすい
 ・よれや汚れが目立っていない
 ====================上記に当てはまらない服は、思い切って捨てて、次男用に新しく新調しています。 また5〜6サイズ集まるため、お下がり服を収納する際は、サイズごとに分けて保存しています。 サイズに分けて収納することで、必要な時期に一目ですべての服を確認できるのがポイントです。 我が家は子供の特性や成長に合わせて収納方法を考えた結果、この方法に落ち着きました。ぜひ参考にしてみてくださいね。 衣替えをする際に気をつけるべきポイント 衣替えをする際にはいくつか注意点があります。 ここでは特に気をつけるべきポイントを3つ紹介します。 ==================== 
 ・できるだけ天気の良い日に行う
 ・防虫対策はしっかりと
 ・定期的な換気を取り入れよう
 ====================できるだけ天気の良い日に行う
 衣替えは、できるだけ天気の良い乾燥した日に行うのがおすすめです。 衣替えには湿気対策が重要です。 晴れた日は湿度が低いため、衣類や収納ケースにカビが発生するリスクを減らせます。 特に「しまい洗い」をした衣類は、しっかりと乾かしてから収納する必要があります。 少しでも湿気が残っていると、収納後にカビが発生したり、嫌なニオイがついたりする原因になるためです。 晴れた日に衣替えを行えば、これらのトラブルを避けることができますよ。 防虫対策はしっかりと
 衣替えの際には、防虫対策も忘れずに行いましょう。 衣類が虫に食われるリスクを防ぐため、防虫剤は正しい場所に適量を設置することが大切です。 ポイントは、防虫剤は服の上に置くこと。 防虫剤の成分は空気よりも重いので、衣類全体に行き渡りやすくなります。 定期的な換気を取り入れよう
 衣替え後も定期的に換気を行い、収納スペースに空気の流れをつくることが必要です。 湿気は衣類の大敵なので、乾燥剤を入れておくのも効果があります。 スペースに余裕があれば、普段から開け閉めする場所に衣装ケースを置くのもアリです。 収納ケースには服を詰めこみすぎないようにして、余裕を持たせておくようにしましょう。 まとめ 衣替えは毎日のコツコツとした家事ではなく、定期的にやってくる大型イベントに近いです。 面倒に感じるママも多いと思いますが、上記のステップで進めてみてください。 とくに子供服の衣替えは、サイズアウトで入れ替えも頻繁ですが、その度に子供の成長を垣間見れるよい機会です。 季節の移り変わりも感じられるので、ぜひ前向きに考えて衣替えを行ってみてくださいね。 アイテムや素材に合わせた適切な収納を心がけることで、大切な服を長持ちさせることができます。 正しく衣替えを行うことで、クローゼットや収納スペースを有効活用できるようになり、衣服の管理ストレスが減らせます。 毎日着る服の管理ストレスを軽減して、日常生活をより快適に過ごしましょう。 

