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    えみりぃ

    8歳、6歳、0歳を育児中の3児ママライター。
    大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
    ママの視点から、暮らしのヒントになる
    整理収納術・空間活用術をお伝えします。


    2024/03/04


    冷蔵庫をピカピカに!ニオイもよごれも撃退する掃除方法を徹底解説!



    ご覧いただきありがとうございます。

    ママライターの【えみりぃ】です。


    冷蔵庫よごれやにおいが気になる…

    冷蔵庫の掃除ってどうすればいいの?

    手間をかけずに掃除したい!

    冷蔵庫のいやなにおいやよごれ、気になりますよね。

    よごれを放っておくと、カビや雑菌の原因になります。

    家族の健康を守るママとしては避けたいところ。

    この記事では、部分別に冷蔵庫の掃除方法について徹底的に解説します。

    冷蔵庫の掃除は、食材が少ない日を選んで一気にするのがおすすめ。

    また、日頃のちょっとした意識で掃除の手間を減らし、きれいな状態をキープできますよ。

    衛生的になるだけでなく、庫内の整理整頓も同時にできます。

    冷蔵庫の環境を整えたい方はぜひご覧ください。

    冷蔵庫のよごれを放置するとどうなる?

    冷蔵庫のよごれをそのまま放置すると、以下のようなことが起こります。

    カビや菌が繁殖する


    肉や魚から出る汁や、野菜に付着している泥がカビや菌の発生につながります。

    冷蔵庫からものを取り出す際に、手の雑菌やよごれが付着するのも原因の一つ。

    カビや菌が繁殖した冷蔵庫内は、食材にも影響を与え、腐りやすくなってしまいます。


    悪臭が発生する


    密室状態の冷蔵庫の中は、生肉や生魚、作り置きの食品のにおいなどであふれています。

    さらにカビが発生すると、カビのにおいも混ざり庫内に悪臭が発生します。

    いやな臭いは食材にも移ってしまうので、定期的な掃除が大切です。

    いやなにおいがすると、料理へのモチベも下がりますよね。




    冷蔵庫の寿命を縮める


    冷蔵庫のドアや部品のよごれを放置していると、大きな負担がかかり寿命を縮めてしまいます。

    パッキンによごれが詰まっていると、完全に密閉できずに冷気がもれてしまうことも。

    本来よりも多くの電力を使うため消耗が速くなり、使用年数が短くなってしまうのです。

    冷蔵庫の掃除を始める前に

    冷蔵庫の掃除は時間をとって、一気にすばやく済ませるのがおすすめです。

    中の食材をすべて取り出したり、冷蔵庫の扉を開けたまま行う必要があるためです。

    早く済ませるためにも事前の準備をしっかりと行いましょう。

    掃除に必要な道具を揃えておく


    冷蔵庫の掃除には以下のグッズを準備してください。

    ====================
    ・柔らかい布(2〜3枚)
    ・中性洗剤 or セスキ炭酸ソーダ
    ・ぬるま湯
    ・歯ブラシ
    ・柔らかいスポンジ
    ・掃除機
    ・綿棒
    ====================

    柔らかい布は、 水拭き用とから拭き用に分けて使いましょう。

    セスキ炭酸ソーダは、油よごれや手垢よごれに強いアルカリ系の洗剤です。

    天然成分のため、環境にやさしいのも特徴です。


    食材の保管スペースを用意する


    冷蔵庫を掃除する間、食材を保管する場所を用意しておきましょう。

    ====================
    ・ クーラーボックス
    ・発泡スチロールの箱
    ・保冷剤
    ====================

    クーラーボックスや発泡スチロールがない場合は、段ボール箱でも代用できます。

    その場合はビニール袋をしき、食品を保冷剤と一緒に新聞紙で包みましょう。


    期限切れの食材は捨てる


    冷蔵庫の中のものを取り出す際に、賞味期限が切れたものは思いきって捨てましょう。

    賞味期限にかかわらず、ほとんど使わない調味料なども捨ててしまってOKです。

    掃除が終わって戻す際もラクになり、整理しやすくなります。

    衛生的にもよく、見た目もスッキリしますよ。




    冷蔵庫の食材が少ない日に掃除する


    冷蔵庫を掃除する日は、庫内の食材が少ないときがベストです。

    食材を置くスペースの準備も、食品の移動も少なく済みます。

    食材が少ないと、時間も労力も抑えられますよ。


    冷蔵庫の電源をOFFにする


    掃除を始める前は、必ず冷蔵庫の電源プラグを抜いておきましょう。

    掃除中は扉を開けたままにするため、ムダな電力がかかってしまうからです。

    電源を切ると内部の霜も溶けやすくなるので、掃除しやすくなりますよ。


    棚やトレイなどのパーツは外す


    冷蔵庫内の棚やトレイ、ボックスなど取り外しが可能なパーツはすべて取りましょう。

    冷蔵庫の壁や奥など細かい部分まで届きやすくなり、効率よくきれいに掃除ができます。

    【実践!】冷蔵庫を掃除しよう!

    準備が整ったら、いよいよ掃除の始まりです。

    部分ごとに掃除の方法を紹介します。

    製氷機


    製氷機はぬめりやカビが発生しやすい場所です。

    製氷機のタンクやフィルター、ふた部分は洗剤を使わず、柔らかいスポンジでやさしくなでるようにこすります。

    その後しっかりと洗い流してくださいね。

    製品にもよりますが、フィルターは3〜4年に一度をめどに交換しましょう。

    製氷機の掃除は週に1度が目安です。




    冷蔵庫内の棚や壁


    中性洗剤かセスキ炭酸ソーダとふきんを使って拭き掃除をします。

    チルド室は洗剤を使用せず、ぬるま湯を使って拭き掃除してください。

    チルド室内の部品の変形や破損を防ぐためです。

    拭き掃除が終わったら、乾いたふきんで水滴が残らないようにしっかりと拭きあげましょう。


    ゴムパッキン


    ゴムパッキンの間は、野菜のクズや液体がたまっていてよごれやすいか所です。

    綿棒や歯ブラシでかき出すようにして掃除しましょう。

    取りにくい場合は、中性洗剤のスプレーで湿らせてから、綿棒でこするときれいに取れますよ。

    ゴムパッキンによごれが詰まると冷気もれの原因にもなるので、しっかりと掃除しましょう。




    冷蔵庫の上


    冷蔵庫の上は普段目につかない分、油よごれやホコリが多くたまっていることが多いです。

    セスキ炭酸ソーダと水拭き用のふきんで、しっかりよごれを落としましょう。

    予防策として、排水口をふさがないように冷蔵庫の上にラップを敷いてください。

    定期的にラップを取り替えるだけで、冷蔵庫の上は常にきれいな状態がキープできますよ。


    冷蔵庫の下


    冷蔵庫の下は、カバーを外して掃除機でよごれを吸い取りましょう。

    その後、中性洗剤やセスキ炭酸ソーダと水拭き用のふきんでしっかりと拭き掃除をします。

    冷蔵庫の下はホコリをたまりにくくするのがポイント。

    キャスター付きの冷蔵庫用の置台を使うとかんたんに移動ができ、掃除しやすくなります。

    年末の大掃除にも大活躍します。


    冷蔵庫を掃除する頻度は?

    場所ごとの掃除の目安は以下を参照してください。

    掃除の頻度は、冷蔵庫の使用回数に比例します。

    家庭によって、それぞれにあった頻度を考えてみてくださいね。

    冷蔵庫をきれいに保つポイント3選

    日ごろのちょっとした意識で冷蔵庫はきれいに保てます。

    何度も大がかりな掃除をしなくてもいいように、清潔をキープするポイントを紹介します。

    1)よごれはすぐに拭きとる


    よごれを発見したら、放置せずにその場でササッと拭き取る習慣をつけましょう。

    早ければ早いほどラクに落とせます。

    長時間放置するとカビや雑菌が発生して中の食材が傷みやすくなったり、頑固なよごれとなって落としにくくなります。


    2)扉を開けっ放しにしない


    冷蔵庫の扉を開ける時間はできるだけ短くしましょう。

    外部のホコリや空気が入ると、庫内の温度や湿度が上がり、カビの原因になります。

    庫内の温度が上昇すると、もとに戻そうと電力を多く使うので、電気代が高くなります。



    3)熱いものを入れない


    作りおきは、あら熱を取ってから冷蔵庫に入れましょう。

    熱いまま冷蔵庫に入れると、庫内の温度や湿度が上昇し、カビが発生します。

    蒸気による水滴もカビの原因です。

    周りにある食材の温度も上がり、腐敗にもつながります。

    また、ムダな電力を使うので電気代も上がりやすくなります。

    まとめ

    冷蔵庫のよごれは悪臭やカビ、腐敗の原因になります。

    掃除を始める前にしっかりと準備をして、ササッと手早く行いましょう。

    よごれや雑菌が増える前に、こまめに掃除をするのもポイント。

    日頃から掃除しやすい環境や食材の整理整頓にも心がけましょう。

    衛生面もバッチリ、電気代節約でお財布にも優しい冷蔵庫を目指してくださいね。

    冷蔵庫の整理術について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。