-
えみりぃ
10歳、8歳、2歳を育児中の3児ママライター。
大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
ママの視点から、暮らしのヒントになる
整理収納術・空間活用術をお伝えします。
2024/02/13
もう迷わない!調味料をスッキリ&おしゃれに変身!時短にもなる収納術
調味料が多くて大変!
お酢かと思って取り出したらみりんだった!
もっとスッキリとしたキッチンにしたい!
調味料は毎日の料理に欠かせないので、使いやすくしておきたいですよね。
とは言え、たくさんあると見分けがつかなくなり、使いかけの調味料は収納に困ってしまうもの。
今回は、調味料の置き場所別におすすめの収納方法をお伝えします。
冷蔵庫、コンロ周り、キャビネットの3か所にわけて、それぞれ使いやすくおしゃれに片付けられます。
さまざまな方法を紹介しますので、実践できるものから取り入れてみてください。
調味料が探しやすくなった!
キッチン全体がスッキリおしゃれになった!
このようなキッチンを目指している方は、ぜひ参考にしてくださいね。冷蔵庫or常温?調味料の正しい保管場所
調味料によって適切な保管場所は変わります。
たとえば、醤油や酢は開封後でも常温保存でOK。
一方、マヨネーズやドレッシングは、未開封であれば常温ですが、一度開封すると冷蔵庫に保存する必要があります。
例外もあるので、必ず商品ごとにラベルを確認してください。
一般的な保管場所をまとめたので、参考にしてくださいね。
調味料をきれいに収納するコツ
調味料を使う動線を考える
調味料は使う動線をよく考えて、収納場所を変えましょう。
たとえば、料理で使う基本的な調味料はコンロ周りやすぐ下のキャビネットに置くと、料理中でもサッと取り出せて便利です。
====================
・醤油
・油類
・みりん
・お酢
・料理酒
・砂糖
・塩
・コショー
====================家庭によって使う調味料はさまざまですが、一般的には上記のものがコンロ付近にあると便利です。
====================
・ハーブやスパイス
・テンメンジャン
・ナンプラー
====================上記のような特定のレシピにしか使わないような調味料は、少し離れた収納棚やパントリーなどに置いても問題ないでしょう。
こまかく仕切る
調味料の収納はできるだけこまかくわけて収納しましょう。
調味料ごとにそれぞれ容器や使い方に特徴があります。
それぞれにピッタリのケースを用意して収納するのがいいでしょう。
100円ショップで専用ケースもたくさん売られてますよ!
容器やケースで統一感を出す
調味料の容器に統一感を持たせると、使いやすさも見た目もスッキリします。
収納しやすく、ムダなスペースが省けるので、より多くのものが入るようになります。
見た目がそろうと気持ちも整い、キッチン全体がスタイリッシュに見えますよ。
透明な容器は、おしゃれな上に残量もわかるのでおすすめです。
冷蔵庫の調味料4つの収納アイデア
冷蔵庫に保管する調味料は「取り出しやすさ」と「しっかり固定すること」が大切です。
1)クリップでぶらさげる
(参照:片づけものさし) 安定せず倒れやすいのが難点のチューブタイプの調味料。
収納術の一つに写真のようにクリップで止める方法がおすすめです。
フックもクリップも100円ショップで用意できます。
使用するときはフックからクリップを外すだけ。
クリップは外さなくても調味料はそのまま使えますよ。
2)チューブホルダーで専用場所を作る
冷蔵庫の収納術の記事でもお伝えしたチューブホルダーです。
冷蔵庫収納の記事はコチラから↓↓
チューブの収納グッズはさまざまなタイプのものが置いてあります。いろいろと試した結果、我が家ではこのチューブホルダータイプの収納が一番使いやすくて便利でした。
それぞれのご家庭に合った収納方法を取り入れてみてくださいね!
3)仕切りを使って倒れない工夫をする
(参照:Business Journal) ドアの開閉で動きやすい冷蔵庫ポケットには、小さな仕切りが便利です。
小さな調味料からポン酢などのビンタイプまで、しっかりと固定されます。
幅も自由に変えられるので、調味料のサイズに合わせて調整OK。
仕切りがあれば物の住所も決めやすくなるので、どこに何を置くかをしっかりと家族で共有できます。
4)専用スタンドを使う
(参照:Business Journal)
マヨネーズやケチャップの容器は特殊な形をしているので、専用グッズを使うのがベスト。
とても便利で我が家でも愛用しています。
逆さ向きに置くことで、ふたの近くに中身が集まり、取り出した後にすぐに使えるところもポイントです。
コンロ付近の調味料収納アイデア
コンロ付近の調味料は「使いやすさ」と「見た目」が大切です。
その両方が取り入れられる収納方法を紹介します。
容器に統一感をもたせる
コンロ付近に並べる調味料は、ケースを用意して容器を統一するのがおすすめです。
調理しながらでもパッと手をのばしてサッと使えるように、使いやすさを重視した動線を考えましょう。
目につく場所でもあるので、おしゃれさやスッキリ感もあわせて考えるといいですね!
ラックを用意する
2段ほどの調味料ラックがあると便利です。
直置きは掃除の際に一つずつよける手間があるので、おすすめしません。
コンロ付近に置いておきたい調味料が多い方にとっても、ラックはとても実用的です。
限られたコンロ周りのスペースを広く使えます。
小ぶりなサイズが使いやすい
コンロ周りに置く調味料は小ぶりなもので統一しましょう。
大きいサイズのものは場所を取って邪魔になります。
また、存在感もあるため不便でおしゃれさが欠けてしまいます。
大容量の方が安くて手に入れやすい場合は、小さめの容器を用意して詰め替えて使用するのがおすすめです。
最低限のものだけにする
コンロ周りに置く調味料は、日常的に使う最低限のものにしましょう。
目安としては、毎日〜週に3回程度のものです。
それ以外の調味料は、コンロ付近の引き出しやキャビネットに片付けて、その都度使うので十分です。
コンロ周りのスッキリさせるためにも、調味料はできるだけ少なく必要な分だけ用意しましょう。
コンロ周りは油がはねて汚れやすいので、最低限だけでOK!
キッチンが狭い場合は「見せない収納」を取り入れる
キッチンが狭く、シンクやコンロ付近に収納スペースを確保できない場合は、ダイドーの【クイックボックス】がおすすめです。
吊戸下に設置でき、料理をしながらでも必要な時に片手でワンアクションで取り出せます。
収納時は目立たず見た目にもスッキリとするため、キッチンの景観を邪魔しません。
2段構造になっているので、コンロ周りよりも多く収納できます。
さまざまな調味料をお持ちの方や、料理好きでこだわりの味がある方は、こちらも検討してみてください!
キャビネットの調味料収納アイデア
シンク下やコンロ下のキャビネットに収納する調味料は「見つけやすさ」と「取り出しやすさ」が大切です。
扉の裏に簡易ラックを作る
(参照:Shira_tamaさん) 観音扉タイプのキャビネットの場合、扉の裏側も上手に活用しましょう。
100円ショップで「フック」「ワイヤーネット」「ワイヤーラック」の3つがそろえば、かんたんに作れますよ。
ボトルタイプの収納におすすめです。
ラベリングをする
シンク下キャビネットなど目線が下にむく場所に調味料を収納する場合、ふたにラベリングをすると便利です。
必要な調味料が一発でわかり、間違いをふせげます。
「みりんはどれだっけ?」と探す手間が省けるので、ムダな思考や時間をうばいません。
子どもと一緒に料理をする際も、ラベリングにはメリットがあります。
漢字が読めなくても正しい調味料が選べたり、お酢とみりん、塩と砂糖など見た目が似ていても間違いがなくなりますよ。
使いかけはクリップとボックスでまとめる
(参照:RoomClip mag) 袋タイプの使いかけの調味料は、写真のようにクリップで止めてボックスに引っ掛けるのがおすすめです。
まとまっているので探しやすく取り出しやすくなります。
最初からチャック付きの調味料を購入すれば、さらにスッキリ!
ファイルスタンドでざっくり収納
パートナーや子どももキッチンを使用する家庭は、ざっくり収納もおすすめです。
キャビネットのサイズに合わせて、A4の大きめのクリアファイルボックスを必要な数だけ用意します。
「だし類」「離乳食」「レトルト食品類」「乾物類」など大まかにわけておいて、あとは入れるだけ。
クリップとボックスで収納するタイプよりも少し探しづらい点はありますが、子どもでもかんたんに収納できるのがポイントです。
おしゃれを重視したいなら「統一感」と「色」を重視
便利さよりもおしゃれさを重視したい方は、「統一感」と「色」をポイントに取り入れましょう。
既製品の容器は、外装が派手だったりサイズがまちまちだったりします。
気に入った調味料コンテナを探し、同じものをいくつか用意して詰め替えましょう。
面倒にも思いますが、その後は詰め替え用の商品を買えばいいので、エコで安く済みますよ。
また、色を合わせることも忘れずに。
壁や床などキッチン全体の色に合わせたり、自分の好きなスタイルに合った色を取り入れましょう。
調味料入れ一つでキッチン全体がおしゃれになりますよ!
【みんなはどうしてる?】調味料スペースの工夫を集めました!
調味料スペースの工夫のリアルな声と写真を集めました。
周りの人のキッチン事情が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
【事例①】調味料は引き出しの中に収納しています
調味料類はキッチンの引き出しの中に収納しています。
おそらく普通はカトラリーを収納している引き出しだと思います。
あえてキッチンの外に置かず、中に入れているのがポイントです。
なぜなら必ず油飛びで汚れるからです。
コンロ台の掃除もフラットなので楽で良いです。
【事例②】仕切りの使って調味料スペースを作っています
キッチンの作業スペースの後ろにある食器棚の一角に調味料置き場を設置しています。
よく使う砂糖や塩は大きめの容器に入れていて、チリパウダーやクミン、ターメリックなどのスパイス系は小さな容器にまとめてスッキリさせています。
【事例③】厳選して使うものだけを置いています
調味料置き場をなるべくコンパクトにするようにしています。
塩と砂糖の調味料入れの上に、コショウやシナモンパウダーなどを置き、見やすいようにもしています。
また、使う頻度が割と高いごま油やオリーブオイルをその手前に置いて、料理しやすくしています。
まとめ
調味料をおしゃれに使いやすくまとめるコツをお伝えしました。
ラベリングや仕切り、容器を統一させるなど、ちょっとした工夫で使いやすく見た目もスッキリまとまります。
どのやり方も基本的に100円ショップで用意できるものばかりです。
自宅のキッチンを一度確認して、取り入れやすいものからチャレンジしてみてくださいね。