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    えみりぃ

    8歳、6歳、0歳を育児中の3児ママライター。
    大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
    ママの視点から、暮らしのヒントになる
    整理収納術・空間活用術をお伝えします。


    2024/01/09


    食器棚の収納は置き方を工夫しよう!スッキリ便利に片付ける方法


    ご覧いただきありがとうございます。

    ママライターの【えみりぃ】です。


    お祝いで頂いたり、デザインが気に入ってついつい買ってしまうことが多い食器。

    デザインを揃えたい、家族分用意したいと欲が出て、たくさん食器を集めた経験がある人も多いでしょう。

    食器をたくさん持っていても、結局普段から使う食器は自然と決まってきます。

    気がづけば重ねてつみ上げて、使わない食器で溢れていませんか?

    今回は、必要なものだけで整えた、見た目にも美しい食器棚の収納方法をお伝えします。

    食器棚の収納は「動線」「使用頻度」「安全」が基本です。

    使いやすい食器棚は、料理や洗い物の時短にもつながりますよ!

    食器棚の片付け方にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

    食器棚をただ食器を入れる場所として使うだけではもったいない!
    ぜひ一緒に見直しましょう!

    食器棚を収納する前にやること

    食器を全部出す


    整理収納の基本!

    まずはすべての食器を棚からおろしましょう。

    どれだけの食器を持っているかを最初に把握しておくことが大切です。

    すべての食器を視覚化することで、どの食器をどのように収納するか、計画しやすくなります。

    奥に眠っているホコリをかぶった食器も、ちゃんと出してあげてくださいね。


    食器を減らす


    次に、不要な食器を減らします。

    何年も使っていない食器や、いただきものでなかなか使う機会がないものなどは思い切って手放しましょう。

    処分に迷ったら「一年以上使ってないものは処分する!」と基準を作りましょう。



    食器を分ける


    残すと決めた食器は、以下を参考に用途やサイズ、形で分類しましょう。

    ——————————–
    【用途で分ける】
    ・普段使い
    ・来客用
    ・子ども用
    ・保存用

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    ——————————–
    【サイズで分ける】
    ・大皿
    ・中皿
    ・小皿
    ・小鉢

    ——————————–

    ——————————–
    【形で分ける】
    ・ボウル
    ・プレート
    ・平皿
    ・深皿
    ・スクエア

    ——————————–

    食器を事前に分けておくと、収納するときにどこに何を置くかが明確になります。

    必要な時ときにすぐに食器を取り出せるので、使い勝手も良くなりますよ。




    食器棚の種類によって収納方法が変わる

    開き扉


    開き扉タイプの食器棚は視認性が高く、取り出しやすいのが特徴です。

    扉を開けるだけで全体がパッと一目で見渡せるため、どこに何があるかがすぐにわかります。

    扉の右側と左側で、収納する食器をカテゴリー分けしておくと便利です。


    スライド扉


    スライド扉の食器棚は、扉を横に引くだけなので、開閉がかんたんです。

    通路側にも影響せず、省スペースで出し入れできる点もスライド扉の魅力です。

    ただし、スライド扉は左右どちらかを開けているあいだは、もう一方は開けられない特性もあります。

    スライド扉の食器棚を上手に活用するには、空間を左右に分けて、収納する食器を分けるのがおすすめです。

    左側には普段使いの食器を中心に、右側には来客用や使用頻度の少ない食器を置くと便利ですよ。



    引き出し


    引き出しタイプは、小物や軽い食器を収納するのに便利です。

    引き出しを活用する際は、仕切りやトレイを使って、食器が動かないように固定しましょう。

    割れやすい食器はできるだけ避けるのが無難です。

    カトラリーや調理用具などは、引き出しにトレイを入れて整理すると取り出しやすくなります。



    食器棚のキホンの収納術

    動線を考えよう


    食器棚の収納を考えるときは、キッチンの動線を意識しましょう。

    頻繁に使う食器は、目線の高さやワンアクションで取り出せる場所に収納します。

    食器の重ね置きも動線が増やしてしまうポイントなので、同じ種類の食器以外はさけましょう。



    使用頻度を考えよう


    食器の使用頻度を考えて、日常的に使う食器と、来客用や特別な日にしか使わない食器に分けましょう。

    普段使いの食器は目線の高さですぐ取り出せる場所に、使用頻度が少ない食器は奥側や手が届きにくい位置に収納します。

    朝食用、夕食用などにグルーピングして、まとめて置くのも便利ですよ。



    安全性を考えよう


    陶器やガラスなどの割れやすい食器は、安全性を第一に考えて収納しましょう。

    大きくて重たい食器は下段に、高級で割れやすい食器も下段から中段に収納するのが無難です。

    子どもの手が届くかどうかも考えておいてくださいね。

    震災などの緊急事態も想定して、食器が落ちにくい防災グッズを揃えることも大切です。



    【場所別】食器棚のどこに何を置くか

    食器棚の「上段」 には季節ものや来客用


    食器棚の上段は、普段使わない季節ものやお客様用の食器などを収納しましょう。

    お正月用やクリスマス用の食器、おしゃれなケーキ台、運動会などで使用する大型のお弁当箱などが適しています。

    来客用の高級なコーヒーカップやソーサーなども、上段に収納しましょう。



    食器棚の「中段」には普段使いの食器


    食器棚の中段は、日常使いの食器を収納するのがおすすめです。

    毎日使うお皿やコップ、お茶碗などは、手が届きやすい目線の高さに置くことで、日々の家事の効率があがります。

    子どもの日常使いの食器も、自分で食器を取り出せるように目線の高さに合わせた場所に置きましょう。



    食器棚の「下段」 には重たいアイテムを


    食器棚の下段には、重量がありかさばるアイテムを収納すると便利です。

    食器よりも大きめのボウルや鍋などの調理器具が向いています。

    ミキサーやフードプロセッサーなどもいいでしょう。

    重いものを下に置くことで、食器棚全体のバランスも保たれ、安全性も高められます。



    食器棚の「引き出し」にはカトラリーやキッチンツール


    食器棚の引き出し部分には、食器よりもカトラリー小さなキッチンツールの収納が便利です。

    引き出し部分におすすめのアイテムは以下の通りです。

    子ども用のカトラリーは、大人用と形状や大きさも異なります。

    仕切りやトレーを使用してカテゴリーに区切ると使いやすい引き出しになりますよ。



    美しく使いやすい食器の並べ方アイデア3選

    【食器の並べ方アイデア1】立てる収納


    平皿は立てて収納するのがおすすめです。

    高さを利用するので、同じ枚数でも重ね置きより省スペースで収納できます。

    取り出しやすく見た目にもスッキリするので、とても有効に使えます。



    【食器の並べ方アイデア2】ディッシュラックを使う


    ディッシュラックは、食器棚のあまった空間を有効活用できるのでおすすめです。

    食器をいくつも重ねて収納すると、取り出しにくい上に傷が付きやすくなります。

    ディッシュラックを使えば、食器を重ねずに上下の空間を利用してお皿を収納できます。

    必要な食器をすぐに取り出せるだけでなく、食器棚が整頓され、見た目にもスッキリしますよ。



    【食器の並べ方アイデア3】仕切りやトレーを使う


    引き出し収納の場合は、仕切りやトレーを使ってカトラリーを分けて収納すると、整理整頓しやすくなります。

    仕切りはお箸やスプーンなど、それぞれのカトラリーの形状に合わせて用意しましょう。

    100円ショップには、キッチンカトラリー専用のトレーが売られてます。

    トレーごとにまとめることで、一度にアイテムが取り出せるので便利です。



    子どもの食器はどう片付ける?

    子どもの食器は、子どもが自分で取り出せる場所に置きましょう。

    食器棚の中段や低い位置に、子ども専用の置き場を作るのがおすすめです。

    プラスチック製の軽い食器なら、落として割れる心配もないので、パパママも安心ですね。

    子どもの成長に合わせて、自分で食器の片付けができるように、子どもに合わせた食器棚の動線を作ることも大切ですよ。



    まとめ

    食器棚は収納を見直すだけで、料理の効率がグンと上がり、キッチンが快適な空間になります。

    棚のタイプや使用頻度など、ご紹介した収納ポイントおさえて見直してみてくださいね。

    いきなりすべてを見直すのが難しい場合は、100円ショップにあるグッズから試してみるのでもOKです。

    かんたんな収納術でキッチンを整えて、時間を有効活用しましょう。