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えみりぃ
8歳、6歳、0歳を育児中の3児ママライター。
大阪在住。整理収納アドバイザー1級。
ママの視点から、暮らしのヒントになる
整理収納術・空間活用術をお伝えします。
2023/08/12
クローゼットの中をスッキリ! 空間を利用して効率よく服や小物を収納しよう
ご覧いただきありがとうございます!!
ママライタ―の【えみりぃ】と申します。「クローゼットは人前では開けられない!」
「クローゼットの中をスッキリ片付ける方法はない?」
「踏み台を使ったり他の物をどけたり、取り出すのに時間がかかる」一見きれいな部屋に見えても、扉の向こうは物が乱雑に押し込まれている…
なんてことはありませんか?クローゼットの収納を見直すだけで、日々の負担を減らし心もスッキリできますよ。
見た目も効率もよいクローゼットの収納方法のコツをご紹介します。♦︎クローゼットは3つの高さで使い分けよう♦︎
使用頻度や物の大きさ、使う人の目線などで分けて考えると、正しい収納場所が見えてきます。
3つの高さを使い分けることで、クローゼット内のアイテムが一目で分かり、効率的に収納できるようになりますよ。
【 上段 】 使用頻度が少ない物を中心に
踏み台などがないと手が届かない上段には、季節ものや旅行用品など、めったに利用しないものを収納します。
取り出す際や落下の危険性を考えて、軽いものがいいでしょう。
布製の蓋つきBOXなどは軽量なので最適です。
見た目もスッキリ、タグにメモを書いておけば誰が見ても分かるので、取り出しやすくなります。
【 中段 】 毎日使用する物を置こう
中段は一番手が届きやすいゴールデンスペースです。
洋服をかけるパイプハンガーが付属しているのが一般的です。
ハンガーを有効活用して、毎日使用する物を中心に収納しましょう。
壁も収納スペースとして活用できますよ。
【 下段 】 引き出しを活用して小物を収納
下段には引き出し収納が便利です。
靴下、ストッキング、ハンカチ、タオル、ティッシュなど乱雑になりがちな小物を収納しましょう。
また、子どもにとっては下段がゴールデンスペースになります。
子どもが自分で出し入れできるように、お洋服やおもちゃを収納するのもいいでしょう。
自分でお片付けができるようになると、自立心も育ちます。
♦︎クローゼット収納のコツは扉の開き方にあり!♦︎
クローゼットの扉にはいくつか種類があります。
扉の種類によって収納方法を変えるのが収納上手のコツ。
自宅のクローゼットはどのような扉か一度確認してみましょう。
折れ戸
持ち手を手前に引いて折るようにして開ける、定番の扉です。
両端、もしくは片側の端が固定されており、動きません。
扉を開けると厚みができるので、その周辺に置かれた物は取りにくくなるのが難点です。
折れ戸の場合、クローゼットの中心に使用頻度が高い物、端に連れて使用頻度が低い物に変えるといいでしょう。
全開にしたときに隠れてしまう扉付近には、手を伸ばすだけで取り出せるような物にしましょう。
引き出しなどを置いてしまうと、扉が引っかかって引き出しが全開にできないのでおすすめしません。
引き戸
和室の押入れのように横に引いて開ける扉です。
1枚ものの大きい引き戸や、2〜3枚の引き違い戸などがあります。
引き戸は基本的にクローゼットを全開にはできず、左右どちらかが隠れます。
引き戸の場合は、クローゼット全体を左右に分割して収納方法を変えましょう。
使用頻度の高い物を片側に、低い物をもう片方に収納するのがコツです。
片側に必要なものがまとまっていれば、扉を左右に何度も移動させる手間が省けます。
開き戸
手前に引いて扉を開けるタイプです。
観音開きがイメージしやすいでしょう。
開き戸の最大のメリットはクローゼットが全開にできるところです。
クローゼットの幅によっては扉を開閉する際に広い可動域が必要になります。
開き戸の場合も、クローゼットを左右に分割した収納方法にするといいでしょう。
開き戸は扉の裏側も収納スペースとして活用できます。
アクセサリーなど小物を収納できるような受け皿、制汗剤や消臭剤などのスプレーを収納できるBOX、
S字フックなどを利用して帽子を収納するのもおすすめです。
♦︎服の丈に合わせて収納場所を変えよう♦︎
服の丈によって収納場所を変えると見栄えも良くスッキリとした収納になります。
ワンピースなど着丈の長いものから順に、丈の短いトップスやスカートなどを並べると、下に少しずつ空間ができます。
空間に合わせて下段に置く引き出しの高さを合わせると、デッドスペースのない収納の完成です。
♦︎スカートハンガーを上手に活用しよう♦︎
スカートハンガーは100均で揃えることができます。
おすすめは真ん中にフックがついてスタッキングできるものです。
スタッキングをすれば、省スペースでスカートがたくさんかけられます。
ロングスカートやマキシスカートなどの丈の長いものから短いものへと順になるようにスタッキングするのがコツ。
たくさんかけすぎて重くならなうように気をつけましょう。
♦︎ズボンの収納は「スラックスハンガー」と「スカートハンガー」の両方使い♦︎
ズボン用のハンガーと言えばスラックスハンガーですが、スカートハンガーも合わせて活用しましょう。
スラックスハンガーのメリットは、シワを作らずにトップスと同じ長さのスペースで収納できるところです。
スカートハンガーは、収納するときにズボン全長分のスペースを取りますが、クリップで留めるだけの簡単収納が叶います。
折れ筋がしっかりと付いたスラックスも、筋に合わせて折り込めば、スカートハンガーでも十分収納できますよ。
収納スペースに合わせて、2種類のハンガーを活用しましょう。
♦︎ストールやマフラーは5連のスラックスハンガーに♦︎
100均へ行くと、丸穴がいくつも並んでいるストールハンガーが売られています。
こちらを利用するのももちろんOK。
ストールやマフラーをたくさん持っている方には便利なアイテムです。
ほかにも、5連のスラックスハンガーを利用するのも便利ですよ。
丸穴のストール用よりは広げて収納できるのでシワにもなりにくいです。
見やすく収納でき、ストールハンガーより幅を取りません。
収納スペースも抑えられて便利です。
♦︎カバンや帽子、ベルトの収納は100均で揃う♦︎
小物系はそれぞれ収納方法がありますが、私がご紹介する方法ならすべての収納が1ヶ所で揃います。
100均でこちらを購入しましょう。
フックは、枝が長めのものが便利です。
カバンの収納
カバンの場合、それぞれの形や大きさに合わせてフックの位置を変えます。
壁に引っ掛けるカバンは、普段使いの1軍のみにしましょう。
ベルトの収納
ベルトは金具部分をフックに引っ掛けます。
ベルト部分をフックに引っ掛けると、湾曲して癖がついたり素材が破れやすくなるので気をつけましょう。
帽子の収納
帽子の収納は大きめのフックが便利です。
重ねて収納する場合は2個までにしましょう。
私は1軍の小物をすべてまとめて一ヶ所に収納しています。
♦︎まとめ♦︎
クローゼットをスッキリ整理するためには、クローゼットを上下で分割し、使用頻度で収納場所を選ぶことが大切です。
扉の開き方にも注意し、スムーズに取り出せるように配置を確認しましょう。
100均アイテムを使いこなせると、収納方法は大きく広がります。
クローゼットの中が片付くと心もスッキリし、日々の生活が少し楽になりますよ。