近頃は洗濯機、洗面台、お風呂場は一つの場所にまとまっている間取りが主流です。それぞれのエリアで必要な物が多いのでお風呂場は物が溢れがち。しかし、洗面台やランドリー収納はキッチンやリビングに比べて後回しになりやすいです。お客さんが入らない場所だから、おしゃれにする必要がないからと言って、物が溢れて雑な収納になっていませんか？

「洗剤の詰め替えって大きくて重たいから置き場所に困る」

「本当は水気をちゃんと切りたいけどそのままに…」

「お中元やお歳暮で洗剤をいっぱいもらうことがあるからどうしよう」

そのように悩んでいる方には、安くて簡単にできる収納アイデアをご紹介します。100均で揃えてお風呂場周りの収納をスッキリさせましょう。

洗濯機の上の空間を有効活用しよう

大きな家電に思える洗濯機。横幅や奥行きはたしかに大きいですが、どこのメーカーでも高さはせいぜい130cm程度です。洗濯機の上の空間はまさにデッドスペース。有効活用しない手はありません。洗濯機の上部に注目してみましょう。

■つっぱり棚で簡易収納スペースが作れる

適度な場所に壁がある間取りなら、洗濯機の上部につっぱり棚が作れます。ホームセンターなどで売っている耐久性に優れた商品にしましょう。上部に取り付けるものなので、安易に100均の突っ張り棒で棚を作るのは重さに耐えられなくなる可能性があり危険です。手の届く高さに取り付けて、毎日使う洗剤やタオルなどを収納すると便利です。

■つっぱり棒でワンアクションの吊り下げ収納

　

　

洗濯機の上部に、棚ではなく棒を一本取り付けるアイデアもあります。簡易的な物干し竿としてタオルやハンガーもかけられます。他に、スプレー系のボトルをひっかけて収納したり、浴室乾燥を使っている方なら、ピンチハンガーの収納も可能です。軽めのものに限定して収納を考えてみましょう。

　

洗濯機の上の空間を有効活用しよう

　

　

洗濯パンや洗濯機の大きさにもよりますが、洗濯機の両側は10cm前後の隙間が空いている場合が多いです。その小さな隙間も十分有効活用できます。ほとんどの洗濯機は磁石が取り付けられます。マグネットタイプの収納アイテムは大変便利です。すぐに洗濯機の上に物を置いてしまう癖がある人は、収納スペースを作ってスッキリさせてみましょう。

一点だけ注意があります。洗濯機の使用中は洗濯機自体が揺れ動きます。重たい物や数を多く取り付けると、落下したりエラー表示が出る可能性もあるので、十分注意しながら収納を考えましょう。

　

■カゴを取り付けて小さなアイテムの収納に

　

100均にはマグネットで取り付くタイプのカゴが豊富に取り揃えられています。隙間のサイズに合うものを購入して取り付けてみましょう。試供品やティッシュ、小さな糸くずやゴミを入れる簡易的なゴミ箱など、小さなアイテムを収納するスペースが作れます。

　

■S字フックでランドリーネットを簡単収納

　

マグネットタイプのS字フックはとても便利です。使用しないハンガーやランドリーネットのループを引っ掛けておけば、いつでもサッとワンアクションで手が届きます。ナイロン製の折りたたみ式ランドリーバスケットも、隙間に入れて引っ掛けられます。

　

■タオルハンガーでバスマットを干すスペースが完成

　

使用済みのバスマットをそのまま床置きしていませんか？濡れたまま放置しておくのは、臭いやカビの原因になります。マグネットタイプのタオルハンガーを洗濯機の前面に取り付ければ、バスマットを干すスペースが完成します。乾きやすく臭いの防止にもなりますよ。前面にふたがあるドラム式洗濯機の場合は、側面にも取り付け可能です。

見た目もスッキリ使いやすい！ダイドーの「ワンステッププルダウン」

ワンステッププルダウン

■ワンアクションで取り出せる

「ワンステッププルダウン」は扉を開け閉めする動作が不要です。取手を引っ張ると同時に扉が開くので、ワンアクションですぐに使用できます。戻す場合も同様で、取手を戻すだけで扉が閉まります。

■小柄な女性やご年配の方も安心

取手はラックの底面にあるので、扉まで手を伸ばす必要はありません。踏み台も不要で、軽い力で安全に降りてくるので、小柄な女性やご年配の方でも安心して使用できます。

■3種類のサイズ展開でどこでも設置できる

「ワンステッププルダウン」は、間口が600mm、750mm、900mmの3種類のサイズをご用意しています。ランドリーの上だけでなく、クローゼットや玄関など、収納を増やしたいなと思う場所に自由に設置できます。サイズにもよりますが、最大積載量10kgなので、液体洗剤の詰め替えなど重たい物も収納可能です。