-
栗の剪定研修会 in 丹波篠山市にてアシストスーツを紹介
こんにちは。(株)ダイドー アシストスーツ営業担当の上島です。
1月14日(土)、丹波篠山市で開催されました栗の剪定講習会に、アシストスーツの紹介で参加してきました。講習会には50名程の丹波栗の生産者が集まり、圃場に育つ成木の剪定に熱心に取り組まれていました。
その講習会の中で、弊社アシストスーツ「TASK AR Type S / 3.0」を紹介する機会をいただき、生産者の方に非常に興味を持っていただきました。剪定作業中に使ってみたいという方も多く、約2時間半の作業の中で13名の方に装着していただき、とても好評でしたのでご紹介します!
■栗の剪定はとても大変な作業でした。
剪定作業は、冬場(12月~3月頃)に行い、栗の生育において特に重要な作業の1つと言われています。栗は果樹の中でも太陽の光が充分に必要で、日が当たらないと実が減ってしまう特徴があるそうです。参加者の皆さんも、栗の木全体に充分に日が当たるよう、1本ずつ木のバランスを考えながら、かなりの数の枝や葉を切り形を整えていました。
そして、そんな大切な剪定作業を支える道具たち。大きな幹を切るためののこぎり、高い位置を切る高枝切りバサミ、低い位置を細かく切るための小型の剪定バサミ等、様々な剪定道具を使い分けながら行っていました。その中でも高枝切りバサミの作業は、木々の高い栗の剪定になると、使用時間も長く、腕をずっと高くに上げている作業で非常に大変そうでした。
■アシストスーツTASKは効果的!?
高枝切りバサミを使った剪定は、腕を真上に上げて行い、腕や肩に重さが乗ってくるため負担が大きいです。アシストスーツTASKは、写真のように上腕の下から支えがあり、腕に力を入れていなくても楽に腕を上げることが出来ます。腕を肩より高い位置に上げる時間が長く、少し重さもある高枝切りバサミの作業では、特に腕が楽になった!と効果を非常に感じていただきました。
■TASK AR Type Sが使いやすいポイント!
今回使っていただいた中で、多くの方に「腕の上げ降ろしがスムーズで違和感が少ない!」点を特に評価をいただきました。
アシストスーツは身体に装着する装置であるため、どうしても普段とは違った感覚が出てきます。TASKも同様に上腕を支えるアシストがある分、腕を降ろす場合には少し力を入れて降ろす必要があり、多少の違和感は出てきてしまいます。
ただTASK ARは、腕の動きに合わせて滑らかに動く設計で、動きやすさを重視。
更にアシスト力を弱め(1.5∼2.0㎏f)に調整することで、腕を支えるアシスト力を充分確保しながらも、腕の自重で自然に腕を降ろせるようになりました。剪定作業は切る高さが場面場面で変わっていき、腕の上げ下げも多い作業。
様々な動きをするからこそ、必要な時にしっかりアシストし、必要ないタイミングでは邪魔にならないTASK ARはお役に立つことができました。
研修会後は、今回の講習会の参加者の方に継続して使っていただきました。
似たような作業や、全く別の作業でも構いませんので、試したいという方は、是非お声かけください。